東大 動物医療センターでの  手厚い治療により、


小さなマギーの 手術は成功。 その後の経過も良く、


私達は 大変喜んでおりました。


マギーの 精神的サポートをするため、 毎日欠かさず


お見舞いに行っていたことは、 ブログに書いた通りです。


東大の「学食」では 私を見つけた 農学部の学生さんに、


「講演なさるのですか?」と聞かれ、 「いいえ、 うちの


ワンちゃんが 入院しているんです」 と。



すっかり 東大の先生方を 信頼した私は、


目と 毛薄の問題のある、 ルルちゃんも一緒に 


診察をして頂き 丁寧な説明を受けました。


悪い方のお目目を 色々検査して下さいました。 


ルルは 帰りの車の中で 私の膝の上で 


安心したように 眠り続けておりました。



事故があったのは 午後7時頃。


その頃 私は 池袋の メトロポリタン ホテルで行われた


自民党の 「春のつどい」に 出席しておりました。


そのあと、 友人のお店で 楽しく語り合っていたら、


9時過ぎに 大きな地震の揺れ。


私は 地震を怖がる ネネンに 電話を入れました。


そうしたら、 電話先のネネンが 明らかにおかしいのです。


悪い予感にかられながら 廊下に出た私は、 庭で起きた


ある “事故” について 報告を受けました。


思いもよらぬ 「不慮の事故」で ルルが犠牲に・・・。


うちのスタッフとともに 血まみれで 瀕死のルルを 


動物病院に 連れて行った という報告。 


先生は 「2、3日入院すれば・・・」とおっしゃり、 深刻な心配は


無いようだったので、 そのまま病院に 置いてきたとのこと。


すぐ連絡があれば 飛んで帰りましたものを、 少なくとも


瀕死のルルを 膝の上に乗せ 朝まで撫でて いたわり


続けることが出来たのに。 残念でなりません。



翌朝8時、 動物病院の先生から 電話があり


「容体が急変し 死んでしまいました」 と言われ、


走って 病院に駆けつけました。



死因は ショック死と内出血。


ルルは まだ暖かく 生きているようでした。


何と可哀想なことを。 私の心は 張り裂けそうでした。


涙があふれ 喉がつまり 呼吸も困難になりました。


さぞ 痛かったろう、 さぞ 恐かったろう、


さぞ 助けて欲しかったろう、 さぞ 泣き叫んでいただろう


守って あげることが 出来なくって


ルル ごめんなさい。 許してね。


12時間も もたないのであるなら、 おうちで 私の膝の上で


ママの愛を 感じながら 死なせてあげたかった。 


ママの膝の上で 安心して 眠りにつかせたかった。





泣き続けてばかりでは いられません。


先日 ARKの会合でお会いした 永井 治氏にお電話し、


調布市にある 「世界動物友の会 深大寺 動物霊園」を


紹介して頂きました。


ARKとは 会員制の 動物救援組織で、 ARKの代表である


エリザベス・オリバー氏は、 動物保護不毛の地 日本の扉を

 

開いた人と知られ、 ライフワークとして 私財で広大な土地を購入し、


動物シェルター創設から 阪神大震災、 東日本大震災で


被災した動物の 救援活動等を 行っています。


在日40年、 動物救助と保護に 尽力していらっしゃいます。




そのARKの会合でお会いした 永井氏は、 八王子に近い 


あきる野市で 深大寺動物霊園分院の 「やすらぎの森」を


経営されています。





深大寺動物霊園 を ご紹介致しましょう。


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「萬 霊 塔」


六角形で 高さ30メートルの塔。 


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萬霊塔の台座中には 「慈悲観音像」 を奉る祭壇があります。


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萬霊塔の周りには、 沢山の 霊座 が並んでいます。


個別では 約2万、 合同納骨所には 計り知れないほどの  


愛犬・愛猫 (うさぎ・鳥も) のお骨が 霊園に安置されています。


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これらの霊座の蓋は 御影石でできている 高級なもので、


施主の方の 好きなデザインを 彫ることができるそうです。


施主の方々の 愛情が感じられます。


どんなに 「マイ・ファミリー」を慈しみ、 その死を 


悲しんだことでしょう。


丁度 今の 私のように。


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私は 永久にワンちゃん達と 一緒にいたいので、 私のお墓の中に


作ってあげようと思います。 


幸い うちのお墓は広いので、 ワンちゃん用の 墓所もできます。


こちらは ロッカー式の納骨所。


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愛するものを 失った悲しみ。 深い愛が 感じられます。


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愛犬・愛猫家は 何匹も飼ってらっしゃるんですね。


一つのお墓に お骨や御位牌が いくつも納められています。


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永井氏のおかげで ルルちゃんの葬儀は 全て スムーズに運ばれ、


女性スタッフ2名、 ネネンと私、 それに 私のヘアメイクの


冨田さんも加わり、 5人の女性に見送られて 天国に旅立ちました。


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ルルちゃんに 一番似合っていた ピンクのドレスを着せ、


お気に入りの おもちゃと食べ物、 花で遺体を飾りました。


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ルルとのお別れの時が 近づいてきました。


皆 涙 涙の 悲しいお別れとなりました。


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火葬の間の 待合室


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お骨となった ルルを持って帰りました。


そして 日本間に安置いたしました。


うちの斉藤が ルルの写真を集め 額に入れてくれました。


永井氏と 冨田さんからの お花を両脇に飾り、


香り高いお線香も 冨田さんが用意して下さいました。


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その夜 私は ルルのことを思い 眠れませんでした。


愛しているものを 失う悲しみ、 不慮の死をとげたルルが


不憫でたまりません。


私は 心に深い傷を 負いました。


ごめんね、 ルルちゃん 救ってあげることが 出来なくて。