高野山真言宗 大僧正 伝灯大阿闍梨
最福寺法主 池口惠觀猊下の
”新年の お祓い と 集い』 が
ニューオータニ 東京 「鶴の間」 にて
行われました。
池口惠觀先生は 平成元年に
前人未到の ”百万枚 護摩行 達成” を
成し遂げられた 偉大な 大僧正様 です。
年の初めに 行われる お祓い の会は
全員 起立して ”君が代” を 斉唱することから 始まります。
私は 毎年 参加させて いただいております。
惠觀先生は 厄の お祓いをする と 共に
出席者全員の １年間の無事を
ご祈願して 下さいます。
そして 大変 有難い お説教を して 下さいます。
また ”辰年” の 意味も 説明して 下さいました。
「辰」 という字が ”妊娠”、 ”災震”、 ”農土” に
使われていることを 説明され、
”辰年” は、 次の世代を 担う 種が
大気に めぐり、 「陽」 と なり、
草・木が 伸びることを 指している
と おっしゃられました。
心身引き締まる 厳かな 祈祷のあと
惠觀先生から お祓いを していただいている ところです。
福田 道子さんの 篠笛による
「能管」 「荒城の月」 の 演奏。
福田さんの 他に エンターテイメントの部 では
・ヴァイオリニスト 澤 和樹さん と
ピアニスト 菱沼 恵美子さん による
”エルガー作 愛の挨拶” ”クライスラー作 愛の喜び”
・ピアニスト 佐藤 彦大さん による
”フランツ・リスト作 ハンガリー狂詩曲 第１２嬰ハ短調”
・ピアニスト 山崎 真さん の 伴奏
オペラ歌手 近藤 佳津江さん による
”ジャコモ・プッチーニ作 オペラ 「ラ・ボエーム」 より
「私の名は ミミ」
・津軽三味線演奏者 石井 秀岱さん による
”津軽じょんがら節” 独奏
が 披露 されました。
惠觀先生は 例年のように １年を 振り返り
日本で 世界で 起こった 事件に ついて
次々と 解釈を 入れ
貴重な ご意見を 述べられました。
私が 嬉しかったのは、
日朝関係の改善 を 説かれ
一刻も早い 国交正常化 を 推進されたことです。
私は 池口惠觀先生に 平壌で
何回か お会いしています。
金日成主席 生誕１００年祭 が ４月に 行われますが
きっと 又 お会いすることでしょう。
アントニオ 猪木さんも いらっしゃると 思います。
私達は 日本の政治家や マス・メディアによって
すっかり 曲解された 北朝鮮の 様子を
悲しく 思っております。
制裁 と 弾圧 を 叫ぶ
貧しい心を 持った人達。
日本が 昔 彼らに 何をしたか を 知ったら
一言も 何も 言えないはずです。
何故、 日本に ”在日”と 呼ばれる 人達が
４５万人もいる ことを
不思議に 思わないのでしょう。
この人達は 日本に 日本人と同様、
税金を 払っています。
税金は 払わせるが 高校無償化は 除外。
”学校” とは 名ばかりの
外国人学校は 無償化 しています。
憲法で ”思想の自由” は 守られている筈。
おかしな 犯罪 オカルト集団は 許している、
本当に おかしな 日本の 政治家達。
また 惠觀先生は
野田内閣が 金正日総書記が 亡くなられた時
”哀悼の意” を 表さなかったことに 触れ、
「政治家として 礼節に 欠ける」
と 言った 私と 同様、
「人の道に 外れ、 非常に 遺憾なこと」
と おっしゃいました。
スクリーンに 映し出されているのは
朝鮮総連 責任副議長の 許宗萬（ホ・ジョンマン）氏。
昨年 鹿児島の 最福寺に 於いて 行われた
百万枚 護摩行 記念行事 に 出席され
ご挨拶を されている ところです。
前・衆議院議員 加藤 尚彦さんの ご挨拶。
私も ご挨拶を させて いただきました。
後ろには
「波濤 萬里 精進 歓喜 努々 力々」
という 空海の 言葉が 書かれていました。
プロ野球選手の
阪神の 新井貴浩選手、 巨人の 矢野謙次選手も
壇上に 上られました。
両選手は つい先日、
鹿児島 最福寺で 行われた 護摩行に 参加され、
新井選手は ８年連続 ８度目の 護摩行 と なりました。
この後 １，３００人の 人々が 手を つなぎ
「絆」 を 保ち、
恒例の 「春が 来た」 を 大合唱し、
「宣誓書」を 読み上げて
お別れと なりました。