18日の水曜日 深夜に 放送された


「NHK スペシャル 知らざれる 放射能汚染


 ~ 海からの 緊急報告 ~ 」。


この番組を ご覧になっていた 方々は


大ショックを 受けたのでは ないでしょうか。



1月18日、 政府は 原発の運転期間を 


原則40年に制限する 新たな 安全規制について


例外的に認められる 延長期間を 最大20年 とする


方針を 明らかに しました。


1月6日に、 細野 原発事故担当相 が


「原則40年で 廃炉にする」方針を 発表した際、


延長は 「極めて 例外的」 と 述べていましたが、


その12日後に、 原発の稼働可能期間が


40年から 60年と いきなり 「20年間」 も


延長されてしまった ことになります。


東日本大震災のような 大震災が


また 日本の どこかで 


起きるかもしれないことを 考えると、 


気が遠くなるくらいの 恐ろしさを 感じます。





なぜなら、 NHKスペシャル によると


福島原発から 流れ出た 汚染水は


原発の 近海の 海底の砂に 沈殿しており、


また 汚染水の一部は 海流によって 南に下り


茨城県、 千葉県、 東京湾、 そして 静岡県にまで


達しているから です。


そして、 流れ 流れて アジアにも。。。




福島原発から 半径20キロの 海域を 調査すると


原発の 港湾入口の 海底土から 


4,520q/kg の セシウムが 観測されました。


これは、 この付近の海水の 


15,000倍 もの 汚染になり、 ホットスポットです。




ここにある 藻、 海草、 プランクトン、


それを 食べる魚、 魚の糞、 死骸と 


生態系の 悪循環が 繰り返され、 


海洋は 汚染されたまま 何十年、 もしかすると


何百年にも わたってしまうのでは ないでしょうか。


海底土を 変えることが 出来ない以上、


また 絶え間なく 福島原発から 汚染水が


流れ出ていること、 空中に 放射能汚染が 拡散し


それが また 海に 落ちる。。。



近辺の 漁師さん達は 「2~3年は 漁は 無理」


と 言われていましたが、


私は 半永久的に 無理ではないかと 危惧します。


私が 取り寄せている アジの干物、


どこで 採られたものか を 考えると 


恐ろしくなって しまいました。



「セシウムは 30年で 半減する」 と いわれますが


日本の近海が これだけ 汚染されていたら


30年で 元の姿に 戻れるとは 思えないのです。



番組では、 群馬県 赤城大沼の 


湖沼の汚染 についても 取り上げていました。


セシウムは 風に乗って 原発から 


遠く 離れた場所をも 汚染。


ここも ホットスポット と なっています。


湖面に セシウムが 溜まっており、


8月に 調査したところ、その数値は 640Bq/kg、


湖底では 20cmの深さまで セシウムが 沈殿し、


950Bq/kg と 高い数値を 示していました。


まわりの 山や 川から 流れ込んだ セシウムが


湖底の泥として たまり、 それを プランクトンが 吸収、


ワカサギ や イワナ などの魚が それを食べてしまう


という 悪循環が 続いています。


赤城大沼で 採れる魚は 食べることが 出来ない。。。




それと 同じようなことが 東京湾の 河口で


起きています。 海から、 川から、 山から、 


はたまた 人が 運んでくる セシウムが 


河口に 溜まっています。


江戸川 と 荒川 の 河口、


その数値は 872Bq/kg と 異常な 高さでした。


東京湾の ホットスポット です。


河口から 8kmの ポイントが 一番汚染が 高く、


1623Bq/kg もの 汚染がありました。


これは 河口の 約2倍に なります。 また、


東京湾では 26か所の 水深10cm程度の 泥を


調査していましたが、 江戸川と荒川河口 以外は


100Bq/kg以下 でしたから、


この数値が いかに 高いか が わかります。




原発施設の 冷却を コントロールする


電気室が 地下に 設置されずに


地上4階から 5階部分に 設置されていれば


もし、 大地震が 起きたとしても


原子炉を 冷却することが できますので


水素爆発や メルトダウン、 メルトスルーを


防げることに なります。


日本にある 全ての 原発施設の 電気室を


地上の 高いところへ 移してから


原子力発電所を 稼働すれば よい と 思います。


それまでは 止めたほうが よい と 思います。



福島原発の 場合、 地震・津波により


外部から 通電できなくなり 


停電となった時 自動的に 作動する 


自家発電装置が 地下にあったため


海水に のまれて しまい、 


大惨事と なってしまったのです。


これは 災害・有事を 想定出来なかった 


設計ミス です。 



福井県大飯原発の ストレステスト意見聴取会。


訪れていた市民たちは 傍聴を 許可されていましたが


突如 排除され、


「別室で モニターで 会議を 見るように」 


と 言われました。


排除された市民たちは 経産省・原子力保安院側に 抗議。


会議は 大混乱。  


4時間 遅れて、 別室で 会議することに。



傍聴に訪れた 市民たちは、 この意見聴取会について


「日程ありき、の 会議であり、


 I.A.E.A. の 来日に合わせて スケジュールを決めた」


と 怒って いました。



なぜ、 当初の予定どおり 市民たちは 傍聴できなかったのか。


全ては 電力会社を守り、 原発を推進しようとする ためでしょう。


密室で 電力会社と 原発推進派に 都合のよい 


取り決めを してしまう つもりだったのでしょう。


おかしなこと です。  そして、 恐ろしい ことです。



同じく、 18日の 政府発表の 


原発の運転期間を 原則40年に制限する 


新たな 安全規制について 例外的に認められる


延長期間を 最大20年 とする方針を 決めた会議では


このような 方針を 決定するに あたり


「国民に 公開すべき」 と 抗議した委員 2名が 欠席。


委員2名が 欠席した中で、 決められた 


原発の 寿命の 延長。


記憶に 新しい 東日本大震災の 津波被害。


これだけの 被害をもたらす 原発について


そんなに 簡単に 早く 取り決めを 行って よいものでしょうか。




浪江町の 石切り場で 採取された 砕石で 作られた


コンクリートを 使った 住宅から 


高い数値の セシウムが 発見された ことで、


住人が 引っ越しを 余儀なくされています。


被災者で 各地を 転々とさせられている 若い母親は


「もう、 引っ越しをする パワーは ないが


子供のことを 考えると、 引っ越さねばならない。。。」


と 肩を 落として いました。


原発事故による 被災者、 漁業、 農業、 産業関係者、


そして、 原発近辺の 気の毒な 住民の人たち。


原発の寿命延長の決定を 押し切る前に


原発事故による 被害者の方々に 慰謝料を払い、


きちんとした 保障を 考えることのほうを


やらなければならないこと では ありませんか。


東京電力は 持っている資産を すべて 投げ打って


被害者の 保障に あたるべきです。




年末に 福島原発第一原発事故について


事故発生(3月11日)から 5日間を 記した


覚書が 明らかにされました。


菅 直人首相(当時)は 事故発生翌日に 


ヘリコプターで 原発入りしたものの


現場作業員たちがいる前で 怒鳴り散らし、 


6時間もの間、 時間を 無駄にし、


作業を 中断・遅延させました。


その場所にいた 池田 前経済産業副大臣は


「怒鳴り声ばかり聞こえ、 話の内容は


 そばにいても、 よくわからなかった」 と 記されています。


原発事故対策の 最高指揮官である 菅氏が


ただ 怒鳴り わめき 散らし、


周囲に 不快な思いを させるだけだった とは 情けない。


もし、 菅氏が 現場の人達(吉田所長) と共に 


迅速 かつ 適切な判断をし、


事故収束に 務めていたのなら


原発事故は これほど 尾を引かなかったのではないか


と、 私は 思います。



16日に 東京電力 福島第一原発事故 調査委員会 の


会合が 開かれ、 本格的な 議論が始まりました。


同委員会は 国会で 原則 「公開」 とする方針で、


委員長の 黒川氏は


菅直人 前首相など 事故当時の 閣僚関係者への


聴取を 公開で 行うことに ついて


「期待されているだろうし、 検討事項である」


と 述べています。


”人災” が あったなら 明らかにするべき です。


そして、 責任の所在を ハッキリ するべき です。


ぜひ、 委員会を 公開して、


事故当時の 閣僚関係者、 保安院、 東電幹部、


電力会社 (O.B.を含む)、 そして 現場の人々が 


どのような対応、態度を 示していたのかを 


明らかにして いただきたいです。





皆さまは どう 思われますか。


ご意見を お寄せください。



☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆ 


【署名活動】 を 続けております。


私の 11月15日のブログ を ご参照ください。


2011年11月15日


現皇太子を廃嫡 『皇太子位を秋篠宮文仁殿下へ移譲』 署名運動


国民は我慢の限界



11月11日


皇太子位を 秋篠宮様に 移譲! について



11月21日


皇太子妃として 妻として 母としても 落第、失格の雅子様。 


11月24日


雅子様、御自ら 皇室から解放されては如何でしょうか!


11月26日


女性宮家創設より 雅子妃の問題の方が 先決  


12月1日


旧皇族男子の"皇籍復帰"の方が大事では!

女性宮家の創設は 本当に 火急の案件?




悠仁親王殿下に 一刻も早く 帝王学を。


秋篠宮家の 待遇改善を。