「煩悩即菩提」
「ぼんのう そく ぼだい」 と 読みます。
煩悩即菩提 といえば、 矛盾する言葉が 「即」 で
つながっている ことから、 煩悩=菩提、
煩悩が そのまま悟り である、と 考えられやすいのですが、
これは 誤解であり、危険と 言われる 本覚思想 につながるため、
間違いである と言われています。 あくまでも 紙一重、
背中あわせで 相対して 存在しており、
煩悩があるからこそ 苦を招き、 その苦を 脱するため
菩提を 求める心も 生じる、 菩提が あるからこそ
煩悩を 見つめることも できる、 というのが
煩悩即菩提 の 正しい語意である、と 言われています。
除夜の鐘 は なぜ 108回 撞かれるのでしょうか。
数の由来に ついては 次のような 複数の説が あります。
1. 煩悩の数を表す
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根の
それぞれに 好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・
平(へい:どうでもよい)があって 18類、
この18類それぞれに 浄(じょう)・染(せん:きたない)の
2類があって36類、 この36類を 前世・今世・来世の三世に
配当して 108となり、 人間の煩悩の数を 表します。
2. 一年間を表す
月の数の 12、 二十四節気の数の 24、 七十二候の数の 72
を 足した数が 108となり、 1年間を 表します。
3. 四苦八苦を表す
四苦八苦を 取り払うということで、
4×9+8×9=108
を かけたとも 言われています。
【以上 Wikipedia より 引用】
皆さま
良い お年を お迎えください。
2012年が 素晴らしい年と なりますように。
来年は 「辰年」、 私は 「年女」 です。
天空を舞う 龍のように 美しい人生を 目指します。