パリへ行く前の週に 名古屋 覚王山にある 『松楓閣』 に 行きました。
そこで、 名妓連組合に所属する 芸妓さんたちの
『名古屋まつり』 を 観て参りました。
舞台の左横に 飾られた 見事なお花は
『ＰＯＳＹ』 の Kazuto Watanabe氏 作。
長唄 『松の緑』
福松さん と ひと美さん。
長唄としては 一番有名な お目出度い曲を
格調高く 踊ります。
端唄 『紅葉の端』
ゆき乃さん と ひこ乃さん。
秋から冬にかけての 景色が詠まれ
各地の 花柳界で 踊られています。
端唄 『六段くずし』
きく若さん。
”潮来”辺の風情 を 傘と手拭い で
派手に 大人っぽく 踊ります。
長唄 『黒髪』
小華さん。
地唄でも 歌われる 有名な曲を
若い芸妓の 小華さんが 初挑戦しました。
小唄 『酒 と 女』
舞子さん。
ちょっと ひょうきんな コミカルな色を持った 男踊り です。
長唄 『夢は 巫山』
ゆき乃さん。
難しい 二枚扇を 舞妓の ゆき乃さんが
初めて おやりに なりました。
長唄 『武蔵』
福松さん と きく若さん。
秋の名物 お月見から 冬にかけての 風情を
男女で 楽しく 表します。
俗曲 『金の 鯱鉾』
ゆき乃さん と ひこ乃さん。
名古屋城の 鯱をまねての ご当地一番の お楽しみ曲です。
見たか
聞いたか
名古屋の城は
五十櫓（やぐら）の
絶頂に
金の しゃちほこ
雨ざらし
俗曲 『フィナーレ さわぎ』
踊り子さん全員で 手締めで 納めて いらっしゃいました。
三味線の 金丸 姐さん、 かつ子さん、 玉龍さんも揃って ごあいさつ。
『松楓閣』 女将の ごあいさつ。
素晴らしい 芸妓さんたちの 踊りを 堪能したあと、
『松楓閣』 の 『松涛』 の 間 で
お食事 と お座敷遊びを。
先ほどの 芸妓さんたちが 披露していらした 『鯱鉾』 を
ダニエルさんが 見よう見まねで 挑戦。
お座布団を 補助に使って 成功！
翌日は、 名古屋市名東区にある 『千薫庵』で
ランチを いただきました。
ここは、 ステーキなど 鉄板焼きの お店です。
オーナーの方が 大変な美術品の収集家で
素晴らしい 美術品を 見ることができるのも 楽しみのひとつです。
この ワインの 美味しかった こと！
千薫庵は、 お料理もさることながら、
お庭の素晴らしさは 筆舌に尽くしがたい ほどです。
大きな鯉の 頭を撫でてあげるのも 楽しみのひとつ です。
何か 幸運が 来るような。
鯉の方も 人間に 頭を撫でてもらうのが 嬉しいようです。
それ位 大きく 見事な 鯉達 です。
すっかり、 鯉に 夢中になって しまいました。
