先日、 私は 日本青年館で 行われた


宮崎 淳さんの お別れの会に、 出席させていただきました。


トルコ共和国から 副首相 アリ・ババジャン氏


そして、 日本の外務大臣政務官 浜田 和幸氏


外務省国際協力局長 越川 和彦氏 


などの 方々が 出席され、


大変 盛大な 会で ございました。




先月11月10日、 トルコの東部のワン市で、


マグネチュード5.7の地震が発生し、


認定NPO法人 「難民を助ける会」の宮崎 淳さん、 近内みゆきさんが


滞在していた ホテルが倒壊しました。


近内みゆきさんは 負傷はしたものの、 命には別状はなく、


宮崎さんは、地震発生から13時間後に救出されましたが、


搬送先の病院にて、 お亡くなりになりました。



宮崎さんと、 近内さんは、 10月23日にトルコにて発生した


大地震の被害者支援のために、 同地に滞在してらっしゃいました。


『難民を助ける会』では、 10月26日に、 緊急チームをトルコに派遣し、


11月1日から8日にかけて、 述べ160世帯に


食料や日用品を配布し、 不安な毎日を送る 被災地の方々を


少しでも元気にできればと、 活動をしてらっしゃいました。


大変残念に思います。




「お別れの会」



私は、難民を助ける会の創設者 故 相馬雪香先生とは、


「難民を助ける会」を通して、


十数年前に、にお会いする機会に恵まれました。


私が理事長を務める “NPO法人 アース エイド ソサエティ” が、


「日本赤十字社」、「難民を助ける会」に ご寄付をさせていただくことで、


憲政記念館に 相馬先生をお尋ねしたのです。


そこで私は、小柄で痩身の相馬先生に 初めてお会いしましたが、


「この痩身なお体の、いったい何処に 絶大な情熱を秘め、


エネルギッシュな行動が出来るのか?」と、敬服の至りでした。


とてもお優しく、自然なお方でした。


この方を称えた新聞記事に、


『疲れ見せず、草の根29年』 とその活動が紹介されておりましたが、


相馬雪香先生は、67歳のとき 「日本は何もしない」と憤慨され、


NPO法人「難民を助ける会(前インドシナ難民を助ける会)」を


立ち上げられました。


当初は、母国の争いを避け日本にきたインドシナ難民を救う目的でしたが、


これまでにベトナム、ケニアなど50ヶ国以上に医薬品、衣料品、食料の提供、


対人地雷廃絶運動、障害者支援など、息絶えるまで続けてらっしゃいました。


お父様の尾崎行雄氏ゆずりの、 凛としたその一生は、


両陛下に労われました。


天皇皇后両陛下から 御所にお招きいただき、


「30年間、ご苦労様」という お言葉をいただいた相馬先生は、


はじめて 涙を流されたということです。


私は ご寄付をさせていただくにあたり、


多くの色々な福祉団体の中より、「難民を助ける会」を選んだのは、


政治の犠牲になり、生まれ育った国を追われ、


飢え、寒さ、恐怖に震えている人達に 特別の思い入れがあったからです。


そして 私は多くのことを 相馬先生より 学ばせていただきました。


その中でも、一番素晴しく、心を震わせたのが、



「許しあうということが なければ、世界に 平和は訪れない」


という言葉です。


私も絶対、これこそ真実だと思いました。


相馬先生は、戦後、モラル・リアーマメント、略してMRA(道徳再武装)の


運動に参加することによって、人間が変わったそうです。


平和は 武力の制限ではなく、精神の改造によってこそ 行われるという、


ドクター・ブックマンが創めた 世界的な運動。


のちに、「再武装」 という言葉が 戦争をイメージさせるとのことで


「イニシアチブ・オブ・チェンジ」 と改められました。


パレスチナ、イスラエル問題など、世界の各地で紛争が起きていますが、


両国が許しあわなければ 平和が訪れてきませんし、


戦いに 終わりがありません。


許しあうこと、それはお互いを理解し、尊重しあうことが、


どんなに大切なことか、一度 皆様にも考えていただきたい。



宮崎 淳さん、 やすらかに お眠りください。


                           合掌



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皇位継承問題 と 皇室 に関心のある方、


■『正論』 1月号 P130 ライター 谷田川 惣 氏記


所功氏の 「WiLL」 論文に 異議あり

「女系天皇容認の前に 臣として 踏まえるべきこと」


■『週刊新潮』 12月8日特大号 P170 櫻井 よしこ女史 記


「日本ルネッサンス 皇室典範改正でも 伝統を厳守せよ


■『AERA』 12月12日号 P20 編集部 三橋麻子女史 記


秋篠宮さま 「定年制」 発言の真意

雅子さまへの 「包囲網」


■『THEMIS(テーミス)』 2011年12月号 P48


「天皇陛下のご病状は深刻だ

  皇室の迷走 - 宮内庁の放置は 無責任だ



を 是非 お読みください。




【署名活動】 を 続けております。


私の 11月15日のブログ を ご参照ください。


2011年11月15日


現皇太子を廃嫡 『皇太子位を秋篠宮文仁殿下へ移譲』 署名運動


国民は我慢の限界



悠仁親王殿下に 一刻も早く 帝王学を。


秋篠宮家の 待遇改善を。