7月10日、 私達は 再び 楽しかったタオルミナより
イブラの町へ 戻りました。
イブラ・グラン・プライツの最後の夜、
音楽の祭典に 望むためです。
今夜 きっと 優勝者や 入選者が 決まるのでしょう。
このブログが出る頃 全審査員の審議が終わり、
発表されていることでしょう。
国道に面した 外門をはいると 両側に美しい花々が
咲き乱れている。
植木の並ぶ道を数分、 走り進むと
大きな石畳の 広場に出ました。
そして そこに 中門が。
外観の一部。
会場の入り口のパティオにあった 美しいプール。
大きく広いテラスから 外をのぞんで。
広いテラスの上には パーティの支度が
カクテル・レセプションの はじまりです。
左の紳士は Dr. アバド氏。
ミラノ・スカラ座のディレクタァで、
イブラ・グラン・プライツの審査員長。
日本女性で ミュンヘンの音楽院のピアノと声楽の
教授をしている方。
この館の女主人も N.Y.のイブラ音楽財団の
チエ Roden そして 私。
テラスから見た 外の表門までの
イブラ・グラン・プライツに参加し、
残ったアーティスト達と 財団関係者。
オーナーのお嬢さんと 孫娘。
若く 美しい ロシアのオペラ歌手。
館の屋根に 何と愛らしい 平和のシンボル
会場の壁には イブラ音楽祭の垂れ幕、
第20回 イブラ・グラン・プライツが。
もう20年になるのですね、 早いものです。
色々 大変なことが 沢山ございました。
でも 世界から 隠れた才能を見出し、
世に送り出す私達のAimは、 一度もくじけたことは
ありませんでした。
大きな喜びを 感じております。 紙の御加護に
胸を躍らせながら 出番を待つアーティスト達。
クラッシック・ミュージックの祭典ですが、
地方の9歳の少年が ドラムに大変な才能を示し、
スタートを切り、 エンタティメントをしてくれました。
たった9歳ですよ! フランキー堺も真っ青の
次のお譲ちゃんの 地元の11歳。
凄いパワーで ポップを歌い、 大拍手でした。
シチリア島将来の レディ・ガガ が誕生するかも
細い絹のような 美しい歌声の持ち主でした。
しかし まだ声は大人に達しておらず、
まだまだでした。
このアメリカからみえたバトリンの持ち主は
このスペインからきた オペラ歌手は、
今回のグラン・プライツ祭典では
一番上手にみえました。 凄い声量の持ち主でした。
この香港からきた オペラ歌手は 声も良く
大変難しいアリアを 歌いあげてました。
ポーランドからきた ピアニスト。
優秀なピアニストが多く、 選出にさぞ困るでしょうが、
フランスからきた 若きバイオリニスト。
私はうっとり聴き惚れてしまいました。
モンゴルからきた ピアニスト。
とてもお上手でしたが、 審査員は彼女を選ぶでしょうか?
というのも 本当に選出が厳しいため、
イブラ・グラン・プライツの出場者は
とても優秀なのです。
バイオリニスト
イブラ音楽祭 「イブラ・グラン・プライツ」
そして 最後は N.Y. イブラ音楽財団の
Dr.サルバトーレ・モンティサンティ氏より
私達は シチリア島の全ての行事と
愉しいタオルミナ旅行を終え、