福島地検が、 東日本大震災後に


拘留中の容疑者らを 釈放した問題で、


今月16日、 法務省は 同地検の中村明検事正を 


最高検検事に異動させ、


後任には 飯倉立也 鹿児島地検 検事正が就く。


これは 事実上更迭とみられており、 異例の人事発令。




釈放した理由として、 福島、 仙台両地検は


「容疑者の身体の安全確保、 被害者や参考人を


呼び出しての事情聴取が 困難な状況になった」


などとし、 震災当日の3月11日から16日にかけ、


警察の施設に勾留中だった 容疑者ら計58人


(福島31人、仙台27人)を 相次いで釈放した。




その後、 容疑者たちは どうしたのだろうか?




そのうち 福島地検だけの対応が、 問題となった。


理由は警察との連携不足にある。


いわき支部は、 警察署と十分な協議をせずに


「釈放指揮書」を送っていたことが 判明。


また、 同支部が被災直後ではなく、 


福島第1原発2号機の 圧力抑制室が爆発した


3月15日から釈放手続きを始め、


庁舎を 一時閉鎖していたことも 発覚したからだ。


こうした 対応を福島県警関係者から


言語道断」と 強く批判された。






福島地検が釈放した 窃盗事件の容疑者の女が


コンビニ事務所に侵入し、


建造物侵入容疑で 現行犯逮捕された。


また、 福島地検は、 「軽微な事件の容疑者を釈放した」


などと報告していたが、


実際には、 覚醒剤取締法違反容疑の暴力団組員や


手錠をかけて犯行に及んだ、 


強制わいせつ容疑の男が含まれていた。






いくら震災で 人が理性に欠けていたとはいえ、


犯罪者をむやみに釈放してよいものか。


地域住民を危険にさらし、 安全を脅かすことになるのに。





江田五月法務大臣は、 釈放した人達に戻るよう


呼びかけ、 応じない人達には、


「実名と 顔写真を 発表する」 と勧告したら、 どうなるのか?


この際、 この人達の 「人権、 プライバしー」云々などと、


いっては いられないのではないか?




この釈放された容疑者たちは、


自ら出頭する気は ないのでしょうか?


57人もの容疑者達は、 


今 いったいどこで、何をしているのでしょう。


地検の愚かさに、 「これ幸い」と、


どこかで のうのうと暮らしているのでしょうか。


住民の方たちが、 このことを問題視して、


騒がれないのが 不思議です。




皆様、 どう思われますか?


読者の中で、 


彼らたちの所在を 知っている方はおられますか?