毎日、 死亡者と 行方不明者の 数が増えるという 


悲しいニュースの中、


さらに、 水や野菜の汚染という 怖いニュース。


昨夜は 「作業員3名被曝、 2名搬送」 という、


ショッキングなニュースが 舞い込んできました。



東電の指揮官達は、 いったい何をしていたのでしょう。


なぜ、 水の高さが15cmの中、


全員に 長靴も履かせず 作業をさせたのでしょう。


(長靴を履いていたのは 別の下請会社1名のみ)


昨日は、 水がたまっていなかったとか、


線量上限20ミリ・シーベルトと想定 していたとか、


東電の下請会社の 作業員が、


受けた放射線量は 180ミリシーベルト。


水の表面は、 400ミリシーベルトもあった。


東電の 放射線管理員は 同行していなかった、


作業員が胸につけていた線量計は、 


20ミリ以上を超えると、 9分間にわたり


断続的にアラームが鳴り続けるそうだ。


この3人は、 タービン建屋 地下1階で


真っ暗な中 40~50分、 


淡水注入用のケーブル敷設工事をしていた。




前日測っていた時とか、 前日はなかったとか言うが


東電は 1500℃の高炉をかかえ、


最悪の事態が くるやもしれず


すでに 水素爆発を起こしたり、


水蒸気となって 放射能が出続けているのに


なぜ 毎時間 毎分 状態をチェックしないのか。




地震当時 原発にいた作業員は、


6,000~7,000人もいたという。


そのすべてが 下請会社か、 さらにその下請会社の人達。


東芝と日立の人達もいたそうだ。


その中には、 天井部のクレーンに残された 運転手がいたり、


波を立てた 核燃料のプールの水に つかった人、


落ちてきた天井で 傷ついた人、


真っ暗な中、 やっと 命からがら 建物外に出ると


敷地内の道路は 地割れが起こり、


グラウンドは 液状化していたそうです。


どこに 避難するべきか、


避難場所への誘導など、 東電社員からの


誘導が一切なかったという。


それどころか、 東電社員たちは


作業員たちを 建屋内に残して、


真っ先に 一番安全といわれる 免震棟に避難していた。


怖い仕事は下請に任せ、


東電の人達は、 建屋内で 数値を読んでいるだけ。




人命よりも 営利を先に考え、 (廃炉にしたくなく)


アメリカの応援を 断ったといわれる 東電と政府。


東電とは いったいどんな会社なのか。




  東電とは、


  資本金  6,764億円  

  株主数  794,653人 

  売上高  5兆162億円  (2009年度)

  経常利益  2,043億円  (2009年度)


  当期純利益  1,337億円  (2009年度)


  

  総資産額   13兆2,039億円
                       (東京電力HPより)



大きな会社なんですね、 びっくりです。


一機、 何千億もすることを考えると、


廃炉には したくなかったのは わかりますけど


シロウトの私たちでさえ、 最悪の事態が起きる前、 


つまり燃料となっている プラトニウムが溶け出して


いることは 想像していました。




アメリカが 半径80キロの人達に 避難命令を


出していたのに。


東電と 菅政府は、 


半径20キロ~30キロの人達に 屋内避難。


ハイパーレスキュー隊に 来てもらったのは 一週間後。


着いたら 原発の周りは がれきで 近づけず


消防隊のホースは、 遠すぎて 役立たず。


これで 何日間の ロス!!





地震直後も 沈没寸前、 首相とういう地位も


失いかけていた 菅首相が、


これを機に、 パフォーマンスのみで


生きながらえようとした 菅首相と その内閣。


遅れ遅れの対応、 そして 東電の隠し。




水素爆で、 外壁が崩れ落ちていたというのに、


東電という テレビの 大スポンサーは、


画面に その姿を さらすことを禁じていた。


アメリカの 衛星写真によって 


その姿が映されたことにより


日本のテレビも 致し方なく放映されたが


私は最初から 水素爆発があったにもかかわらず


健全な白壁に 淡いブルー模様の 建屋が


何日間も 映されるのを疑問に思っていたことを


ブログにかきました。




東電の 2009年度の純利益は、 1337億円ということを


考えれば 1000億円位、 ポンと出し、


原爆の被災地 半径30キロ以内の人達に


見舞金を出すのは 当たり前。





まず政府は、 30キロ以内の人達はおろか、


50キロ以内の人達に、(アメリカは80キロ以内といっている)


屋内退避ではなく、 確実に安全な圏外退避を


無料で提供するべきではないのか。




 

やっと 覚えた ・・・・・・ シーベルトとか、


今度は 水に含まれた放射線 べクレル・・・・・・・


えーーーー?



もう なんだか わかりません。


いま、 「エダる」 という新語が生まれているそうです。


無能な上司の下、 寝ずに狐軍奮闘する、


といった意味です。





でも 私は 枝野官房長官に、 一つの同情もありません。


民主党の中で、 この日本の大災害を


陣頭指揮できるのは、 小沢一郎氏のみ。


その小沢氏を 意義なく 苦境にたたせたことは


許せません。





いまや、 入ってくるニュースは


暗いニュースばかりですが


みなさん、 人間として 生まれた以上、


生き抜くといくという 崇高な努力は、


全うしましょう。





引きこもりの方達は、 食べさせてくださる


両親(保護者)がいるから 引きこもっていられるのでしょう。


だから 贅沢病の一つです。


私は、 6歳のときから、 一家の食を摂るために


闇屋のおばさんたちと、 共に 千葉に行き


お米を、 じゃがいもを、リュックサックに いっぱいに入れて


身動きできない電車に ゆれていました。





みなさん、



人間の一生、 色々あると 思います。


大志を掲げながら、 事故にあって亡くなるかたも、


最愛の家族を 不幸な事件で失うことも。


今度の地震・津波で、


最愛の家族も みつけられない方も


そして、 放射能汚染の恐怖と 原爆におびえる


近隣・都民の方達。



 

もう 私は 覚悟しました。


どこに 逃げても 汚染は 迫ってきます。


これから先、 10年生きようが、


50年生きようが、 リッチなライフの方が


生きがいがあります。



みなさん、 想像できますか?


東京都から 汚染を恐れて みなさんが離れたら


もう 日本は 終わりです。





第二次世界大戦後、 東京は 焼け野原でした。


でも 日本は そこから 教育の高さから


同盟国の ドイツや イタリヤより 復興が早く


世界の経済大国となりました。





でも その裏では、 戦後66年、 日本は 沢山の歪を


背負ってきました。





いまこそ、 日本は 日本再建に向けて


全力で向かう時でしょう。

わたくしが 昨年、 古希を迎えて 出版した


「デヴィ スカルノ 回想記」 にも記しましたが、


逆境にあればあるほど 勇気をふるい起こし


たち向かい 生きてきました。


読者から 同じ思いのある方を知り、


ここに ご紹介いたします。


今こそ、 気持ちの持ちようです。







今は 危機的状況ですが


原爆が投下された


戦争中も たくさんの


放射線が 水道水などで


検出されたはずです


それでも今 生きている


お年寄りは たくさんいます




雨が降れば もう日本の

 

どこにいても


放射性物質は


まぬがれません


ですから 慌てることはせずに


今できることをする


それに尽きると思うのです


私はもう恐れたりしません


例え 20年30年後

ガンになろうとも


今 こうして生かされている

それだけで


ありがたいことだと


思えるようになったからです




たくさんの情報が流れ


困惑している中


夫人のblogは 情報源として


また心の支えとして


重要な場所となっています


いつもありがとうございます

これからも拝見させていただきます

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数年前の


東海村原発事故。




うちの母は


非難警報に気付かず


工場の前を通り


放射能を浴びました。


旅行中の出来事でしたが


原爆広島育ち(?)の私達。


それなりの知識があったので


慌てる事も特に


ありませんでした。




私の親友も今


放射線をたくさん浴びながら


治療しております。


不安な気持ち、凄くわかります。


でも負けないでほしいです。





みなさん、 生きることって


素晴らしいことです。


みなさん、 戦うって 素晴らしいことです。


みなさん、 思いやるって


最高のことです。


みなさん、 こんなに 日本中の心が一つになるって


素晴らしいことです。





先祖代々の 住居・故郷 を失った人達。


その悲しみは はかり知れません。


生活設計も立てられない 避難民の方達。


不幸は、 悲劇は、 数知れずあります。


毎日、 テレビの映像を見るだけで、


胸がふさがれます。