昨日は、 代々木公園での動物愛護のデモに参加して下さった


皆様、 ありがとうございました。




私は 本日、 メキシコのカンクンへ 旅立ちます。


カンクンといえば、 ハネムーンで大人気。 


常夏で眩しいほどの青い空と アクアブルーの海は、 メキシコ屈指の


豪華リゾートとして有名です。



今回、 私は、 おなじみの 日本テレビ 「世界の果てまでイッテQ!」の


収録で、 ふかわりょうさんと一緒に 行ってまいります!


放送日が決まりましたら、 皆様にお知らせしますが、 とっても素晴らしい


企画なんです。 楽しみにしててくださいね。




そして、 本日2月27日、 


19時57分~20時54分、


TBSテレビ 「クイズ☆タレント名鑑」 が放送されます。


私の自宅の物を数える・・・・?! というとっても楽しい企画ですので、


ぜひ皆様、 ご覧くださいませ!







さて、 私が留守している間、 是非皆様にご紹介したいものがあります。



小沢一郎氏が、 党員資格を「裁判が終わるまで停止」という処分に対して


主張文をここに 全文掲載致しますので、 皆様、 ゆっくりお読み下さい。





『 2月22日 民主党倫理委員会  民主党倫理委員会でのコメント 』


「倫理委員会の皆さんへ私の主張」


平成二十三年二月二十二日


衆議院議員 小沢一郎


党倫理委員会の皆様、 このような機会をいただいたことに心から感謝


申し上げます。


一昨年来、 私の政治資金管理団体にかかわる件について、 国民の皆様、


同志の皆様にご心配をおかけしていることを、まずもってお詫び申し上げます。


さて二月十四日の民主党役員会、 十五日の常任幹事会において、


元秘書が逮捕・起訴された事実について、 私に対し検察審査会により


起訴手続きがなされたことは「倫理規範に反する行為」に該当すると


判断したとのことですが、本日は倫理委員会の皆様に私の考えをお伝えし、


また委員の皆さんのご所見を伺いたく参りました。どうぞよろしくお願い申し


上げます。


一.検察審査会の起訴と、通常の検察による起訴との違いについて


役員会・常任幹事会は、 私が、 収支報告書の虚偽記載につき共謀したという


容疑が真実であるか否かにかかわらず、 単に起訴されたという事実をもって


処分の根拠としていますが、今回の検察審査会による起訴を通常の起訴と


同視することはできないと考えます。


一連の問題に関し、 一年余にわたる東京地検特捜部の徹底した捜査により、


多数の書類を押収され、 秘書・元秘書は身柄を拘束された上で取り調べを


受け、私自身も四回にわたって事情聴取に応じてきました。 結果、 私に


ついては不起訴処分、 さらに、 一回目の検察審査会の起訴相当議決後の


再捜査でも再び不起訴処分となりました。 検察審査会の議決にある通り、


検察審査会制度は「国民の責任において、 公正な刑事裁判の法廷で黒白を


つけようとする制度である」とのことです。 検察審査会の議決による起訴は、


検察の起訴のように有罪の確信があって行うのではなく、 法廷で「白黒」を


つけるために行う、 つまり迷ったから裁判の手続きに乗せようと、当の


検察審査会自身が述べているわけです。


また今回、 検察官役を担われる指定弁護士も、 記者会見において 「有罪


だと確信したから起訴したのではない。 議決があったから起訴した」「私たちの


職務は必ずしも有罪だと確信したから起訴するのではなく、法令上、起訴


しない条件がなかったから起訴した」と述べたと聞いており、今回の起訴の


性格を指定弁護士自身の発言が物語っております。


この点について、 倫理委員会の皆さんは、 検察審査会による起訴手続きと、


検察による通常の起訴の違いについて、どのようにお考えになっているのか、


お伺いします。




二.検察審査会の起訴議決が有効であるか否かについて


役員会・常任幹事会は、 今回の検察審査会の起訴議決に基づく起訴が有効


であることを前提に処分の判断を行っていますが、 そもそも検察審査会の


起訴議決自体に手続違反があります。


東京第五検察審査会の二度目の議決には、 不起訴になった事実以外も議決


の対象となっております。


つまり一回目の議決と二回目の議決の内容が異なっているのです。被擬事実


でもないことについて審査の対象となるのであれば、 いかなる無辜の民で


あっても審査の対象となり、 いわれなき容疑によって強制的に起訴されること


となりかねません。 公人中の公人であり公選による衆議院議員にとっては


尚更であり、 到底認められません。


私は、 検察審査会の議決の有効性についても行政訴訟により争ってまいり


ました。 この点につき、 最高裁は、「刑事裁判の中で主張しうる」との判断を


示しており、今後の刑事裁判の中で起訴議決の有効性自体についても争って


ゆくこととなります。


さらに、 起訴議決に至った最大の証拠である石川議員の供述調書についても


再捜査の取調べの際に担当検事の誘導等があったことを示す録音が存在して


おり、この供述調書の任意性、信用性が否定されれば公訴取消しも十分に


あり得ます。


また検察審査会自体、 議事録も公開されておらず、 第一回目の議決の際と


第二回目の議決の際の構成委員の平均年齢が、 本来入れ替わっているはず


であるにもかかわらず三十四・五五歳と同じであって、 そもそも一億人の中


から無作為抽出によって委員を選任した場合に、 平均年齢が三十四・五五歳


となる確率はほとんどゼロであることに加え、 二度の審査委員会委員の平均


年齢が同じとなることなど、 偶然にしてもあり得るはずもないこと、審査補助員


の弁護士に支払われた旅費の日付が、 報道による審査補助員就任時期以前


のものまで含まれており、 ルールに則った審査が行われたかどうか疑わしい


こと、 議決前には担当検事による不起訴理由の説明が必要ですが、ほんとう


に担当検事が議決前に検察審査会に出席したかどうか定かではないことなど、


その経過も内容もまったく公開されておらず、 全て秘密のベールにつつまれて


おります。 一千万都民のなかから無作為で選ばれたとされる十一人の


検察審査会委員の素性はもちろん、 審査の過程も明らかにされていないので


あります。 果たして検察審査会による議決が、 「国民の責任」といえるだけの


正当性を有しているのか、 はなはだ疑問であります。


倫理委員会の皆様は、 検察審査会の起訴議決の有効性について、 どのよう


に判断されているのか、 お伺いします。



三.元秘書3名が逮捕・起訴されたことについて


役員会・常任幹事会は、 元秘書三名が逮捕・起訴されたことを処分の理由と


していますが、 これまでは秘書がその容疑を認めた場合がほとんどであり、


しかも秘書の逮捕・起訴を処分の理由にした例はないと記憶しております。


他方、 私の元秘書三名は、 一貫して無罪を主張して参りました。 無罪を


主張しているからこそ、 他の秘書の件とは異なり、 強制捜査の対象となり、


現在は公判廷において無罪を争っているのであります。


この中で先にも申し述べた通り、 取調べの際に担当検事の誘導等があった


ことを示す録音が証拠として採用され、 証拠をねつ造したとされる検事による


調書の証拠採用が見送られるなど、 裁判の今後の成り行きが注目される中、


自らの罪を認めた秘書の事例と同列に私の問題を論ずることには違和感を


憶えざるを得ません。


この点についての倫理委員会の皆さんのご所見をお伺いいたします。




四.衆議院政治倫理審査会への出席について


私は、 昨年十二月末に政治倫理審査会への出席を言明いたしました。


私の弁護団は、 刑事裁判中に政倫審に出席して自己に不利益な供述を


求められることは、場合によっては裁判において不利益を被りかねず、 憲法


の人権保障の趣旨に反するとの意見でしたが、 私は、 国民生活に不可欠な


予算の成立に必要であれば、 党のために政治倫理審査会に出席すると申し


上げたところであります。 出席を拒否してはおりません。


政治倫理審査会が未だに開催されていないのは、 国会運営上の都合による


ものと思います。


倫理委員会の皆さんのご所見をうかがいます。




五.党員資格停止の不利益遡及について


私はもとより処分を受けるいわれはありませんが、 今回の党員資格停止処分


の期間について、 「党員資格停止期間中の権利制限等の指針」によれば、


最長六ヶ月とされているものを、 一般職公務員の起訴休職を類推して


「判決確定までの間」とされている点についても、 前例はなく理解に苦しむ


ところであります。 党において規約や指針があるにもかかわらず、 


定められた以上に不利益を適用することは、 法治国家のあり方からから


しても、 また民主主義の国の政党のあり方としても、著しく不穏当であります。


これでは規則や指針を定めている意味がありません。


倫理委員会の皆さんはこの点についてもどのようにお考えか、 お聞かせ


ください。 以上申し述べて参りました通り、 私に対して発議されている


今回の処分はいずれも前例がなく、 なぜ私だけがこのような処分を受ける


のか合理的な理由は見当たりません。


倫理委員会におかれましては、 ただ今申し上げました私の主張について、


書面によりご回答下さいますようお願い申し上げます。


今後私は、 全国民に開かれた法廷の場において、 これまで通り真実を


述べて参ります。

 
そして、 何よりも、 従来から様々な機会で申し上げてきたとおり、 何一つ


私自身やましいことはありません。 これからの裁判において、 私が無実


であることは自ずと明らかになります。


私は、 この二十年間、一貫して政権交代の必要性を主張してまいりました。


そして国民の皆様のお力で、 ついに民主党政権が誕生しました。 


しかしながら、 「国民の生活が第一。」の政治は未だ実現しておらず、 


何千万もの国民の皆様とお約束を中途半端にすることはできません。


今後は、 弘中惇一郎弁護士を始めとする弁護団とともに、 一刻も早く


無罪判決を獲得して参ります。

 
そして、 引き続き民主党の国会議員として、 「国民の生活が第一。」の政治


を実現すべく、 私の座右の銘である「百術は一誠に如かず」の言葉の通り、


誠心誠意取り組んで行く決意であります。


何卒倫理委員会の皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。


以上





しかし、 渡部論理委員長、 及び岡田幹事長、 菅・仙谷両氏たち、


無視いたしました。


何故、 小沢氏は民主党の優秀な議員方と共に、 こんなていたらくな


民主党を見限って新党を作って 出て行かないのでしょう?


ちょっと歯がゆい思いです。