耳かきサービス店の従業員だった若く可愛い江尻美保さんと、 その


祖母の鈴木芳江さんを殺害した罪に問われ、 裁判員裁判として


初めて「死刑」を求刑された 林 貢二被告(42)に、 東京地方裁判所は 


「無期懲役」の判決を言い渡しました。 裁判員たちは、 口を揃えて


「(判断は)大変難しかった」と 感想をのべました。


元検事たちは、 「これは不当」だと 口を揃えて言ってます。


無期懲役の判決がでたとき、 ご遺族の妹さんは 「そんなのイヤー」と


泣き崩れたそうです。 



まず 裁判員たちの決め手は、 「彼は真面目に働いており、 前科が


ないから。」 という理由で無期懲役としました。 


しかし前科がなく 鬱状態だったら、 何をしてもよいのか? 


何の罪もない二人の人間が 無残にも殺害されているのです。


この男は ハンマーとぺティナイフ、 果物ナイフを持ち、 明確な「殺意」を


抱いて 彼女の家を訪ねています。 


林被告は、 客として 月30~40万円を使い、 年に154回も 耳かき店に


通っていた。 ということは 3日に1回、 2日に1度、 これはもう「異常」な


ストーカー行為であるということで、 店が彼を「出入り禁止」にしたため、 


これをこの男は逆恨みし、 犯行に及んだのだ。 


この男は、 つまり お金を出して 耳かきをしてもらう程、 女友達を


1人もつくれない、 イヤラシイ中年男以外 何者でもないのだ。


一方的な思いを寄せている 気味の悪い最低な 男の部類に入る林貢二。


異常なストーカー的精神の持ち主、 林の 彼女に対してのご執心っぷりは、


只 あきれ返るばかり。


お店に行けなくなり、 彼女と会えず、 逆恨みし、 彼女の家を探し当て、 


まったく関係のない祖母まで ナイフで22箇所も突き刺し ハンマー


で殴って死亡させている。


カラーの現場写真をみた裁判員は、 悲鳴をあげ、 涙したという。


弁護側は、 林被告は、 「とても後悔している」と言っているが、 これは罪を


軽くするための 戯言にすぎないと、 検事側はいっている。


 


英国人のリンゼイさんを殺害した 市橋達也容疑者は、 獄中から謝罪の手紙


を 遺族のご両親に送っているが、 ご両親は、 「これは裁判を有利にする


ための 手紙にすぎない」と、 受け取りを拒否。




裁判員制度が始まった頃の 最初の裁判員らは 検事たちより罪を重く


とらえていたが、 押尾学の事件の頃から 今度の事件しかり、 


最近の裁判員たちは、 なぜこうも 罪を犯した者に対して甘いのだろうか、


元検事のパネラー方は、 押尾学の実刑は、10年近くあると思っていたが、


懲役2年6月(求刑懲役6年)の実刑なんて、 あまりにも軽く、 


不思議でならない といっていた。




これから人生を謳歌するはずであり、 未来ある21歳の可愛らしい


江尻美保さんの生涯を奪われ、 愛する祖母を失った遺族の方は、


控訴するといっています。



私は、 ただ お二人のご冥福をお祈りすることしかできませんが、


この不当な判決を 皆様に少しでも考えていただければと思い、


ブログをつづりました。



皆様の ご意見を お聞かせ下さい。