北朝鮮で暮らす 広島・長崎の被爆者を追ったドキュメンタリー


 『ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者』が


本日、 7月3日(土)より ポレポレ東中野にて、 7月30日(金)まで、


10時20分からのモーニングショー (連日1日1回) で公開されます。


在朝被爆者を取り上げた作品は、 これが初めてです。 最悪な日朝関係


のなか、 監督・伊藤孝司氏が 08年~09年に 3度の平壌ロケを敢行。


ある一家の日常生活を追いながら、 日本政府に放置され続けてきた


在朝被爆者の怒りと悲しみを描きます。


デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba


〝北朝鮮の首都・平壌で暮す李桂先さん。  二重にしたゴム手袋で食器を


洗うのは、 指の皮膚が極端に弱く、 素手だとすぐに出血してしまうからだ。


髪の毛が、 すべて 抜けてしまったこともある。


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被爆したことが原因だと桂先さんは言う。 広島市から約27キロ メートル離れた


大竹市で、 桂先さん一家は暮らしていた。 1945年8月15日、 日本は敗戦。


朝鮮へ帰国するための 手当てが出るという話を聞き、 母親は桂先さんを


連れて広島市内へ 向かう。 その日は、 米軍による原爆投下から12日目。


広島市内は まだ残留放射能で汚染 されていた。


だが手当て支給の話はデマで、 しかも母親と娘は被爆してしまった。


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広島県の医師会は 「被爆者はどこにいても同じ被爆者、 どこの被爆者


にも同じ医療支援を」 といって 40年も前から北米・南米に住む被爆者の


治療にもあたってきているそうです。


海外の原爆被害者の中で、 唯一日本政府の支援が行なわれていない


北朝鮮にも被爆者がいることを知り、 朝鮮へも医師を送って診察をしようと


しているのですが・・・  このような動きが広まり、 この映画を通して多くの方に、


在朝被爆者のことを 知っていただきたいと思います。 


日本は世界で随一の 原子爆弾被爆国であるがゆえ、 その治療においても、


長年の経験から、 ベストな治療法を知っている筈。 


日本の広島にいたがために、 被爆してしまった李母子。  日本政府は


このような方々を 放置したままでいるなんて、 実に不公平だと思います。


そして、 日本政府の経済制裁により、 日朝間の往来が困難になり、


離れ離れになってしまった 母と子の問題も この映画には描かれております。



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この映画の企画から撮影、 ナレーションまでされたのは、 30年来、


在外被爆者や 慰安婦問題を取材している 三重県在住のカメラマンでもある、


監督・伊藤孝司さんです。 伊藤さんは、 民主党政権に、 人道支援として


李さんの来日に 取り組むよう、 求めています。


「日本の戦争に 巻き込まれて被爆した人たち。 北の核開発や拉致問題と


切り離し、 考えるべきだ」 と語ってらしゃいます。


是非 皆さん、 この映画をご覧になった感想をお寄せくださいませ。



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