皆さんは、今朝のテレビ朝日『スーパーモーニング』をご覧になりましたか?


鳥越俊太郎氏、 元検事で弁護士の大沢孝征氏、 作家の若一光司氏ら、


全員が、 この度の大関 琴光喜関と大嶽親方に対しての処分に


憤慨されてました。


〝相撲協会は二人の、 「解雇以上」 (解雇か除名) で懲戒処分の手続きに


入り、 同じく関与した時津風親方は、「降格以上」の警戒処分。


7月11日初日の名古屋場所の開催条件だった 特別調査委員会の勧告案を


全面的に受け入れたことで、 開催が決定した。〟



テレビ朝日『スーパーモーニング』のパネラーの方達全員が言っていたことは、


特別調査委員会は、 法律を全く無視して、 法的な順を全くふまえてなく、


厳罰の懲戒処分にして、 それを相撲協会が、 全面的に受け入れたことは、


大変遺憾なことであると口を揃えて言っていました。 皆さん珍しい位、


正義感に燃えた発言をなさっていました。


つまり、 賭博に対しての日本の法律は、最大で50万円、 ないしは、30万円


以下の罰金。 体罰的な禁固刑はない。 以前に時津風親方が殺人罪に


問われ、 懲戒処分になり、 現在服役しておりますが、


殺人罪は重いと禁固20年という厳罰が法律で定められています。


この親方は、 裁判で懲役6年の判決のあと、 協会から解雇されているのに、


その1年後には退職金を受けています。


TV朝日『スーパーモーニング』では、 裁判員制度が導入の裁判が、 これから


日本で行われるのに、 人を裁く人が 法律を無視する危険性を説いてました。


調査の手順は踏まなければならない。


このような前例をつくって処罰してしまうのは、 恐ろしいことだと。


こんな短時間で厳罰を下すのはどうか。 警察の調査が進み、  実際に処罰


されなければならないのは、 誰か判ってから処遇を決めてよいことなのに。


力士達に賭博をすすめた、 ヤクザとつながりがあると言われている仲介役の


床山かもしれない。 なのに彼は、 ただの謹慎処分。


実際にヤクザとどのように癒着しているのか、 角界の誰と誰を通してカモとなる


力士達を紹介しているのか、 そちらの方が厳罰に処分されなければ


いけない問題なのに、 カモとなった琴光喜に対して、 厳罰すぎます。


これまで彼は何のスキャンダルも起こしていない力士だった。


彼の場合、 1回につき、 1~5万円、 ただし大嶽親方は、 20~50万円。


しかも琴光喜は、 親方の賭け金や借金まで肩代わりをさせられていたのです。 


琴光喜に厳重処罰を課した 特別調査委員会の会長 伊藤滋座長は、


日本相撲協会理事会の理事でもあることから、 「スパモニ」では 相撲協会と


特別調査委員会が裏で取引して 名古屋場所を何とかして開催できる方向に


もっていく策として、 琴光喜、 大嶽親方、 時津風親方を


スケープゴートとして厳重処分することで済ませ、 他に野球賭博をした


14名と床山を謹慎処分という甘い処分をしたのでは、 ということでした。


一番大事なのは、 本来ならこのようなことが起きるような温床を野放しに


してしまった相撲協会が、律しなければならなないことなのに、 


この厳罰処分の理由は3人が協会の調査に対し 嘘をついたとしてますが、


嘘には、〝黒い嘘〟と〝白い嘘〟の2通りがあり、 琴光喜の場合は


〝白い嘘〟だったと私は解釈しています。


彼が嘘を言わざるを得なかったのは、 親方や他の力士や関係者を守るため


やむを得ずのことでしょう。


「やってない」と嘘をついたのは、 情状酌量の余地があると思います。


琴光喜が「やった」と言ったら、 あの時点で相撲界が破滅に追いやられる


ような大変なことになっていたでしょう。


それよりも、「厳罰にしない」と言って申告させ、白状してみたら今度は厳罰。


これはおかしいです。 


力士達は、 閉ざされた中で生活をし、 稽古にあけくれ、 非常に孤立した時間を


過ごし、 自由に出かけられず、 外出しても あの巨体に髷の浴衣姿では


どうしたって目立ってしまう。 ちょっとの遊び心でしたこと。


彼らにとっては〝賭博〟ではなく、〝娯楽〟だったのではないでしょうか?


琴光喜は、 妻と幼い子を抱え、 これからどうしたらよいのでしょう。


胸が痛みます。 


土俵場では立派に相撲をとっていました。


処罰が下るべきは、それは、相撲協会の理事方や文部省の


監督不行届の方だと思います。 


とにかくヤクザとの繋がりを持った力士や床山など、 徹底的に


警察に調べてもらい、 処罰するべきだと思います。




皆さんの自由な意見をお聞かせ下さい。













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