今回のこの韓国軍艦 「天安」 沈没事件 とにかく奇妙です。



「天安」 は哨戒艦であり、 レーダーやソナーを使って、 敵軍の潜水艦や



魚雷、 航空機、 ミサイルなどを感知し、 攻撃するのが任務の筈。



北朝鮮の潜水艦や魚雷が接近してきたら、 早期に感知し、 迎撃や



回避の策をとれた筈です。




それなのに・・・・・。




しかも当日は、 米韓合同軍事演習が 行われていた。



本当に不思議です。



もしかしたら 問題のアメリカの コロンビア艦の 誤射ではないか



ということです。   それをカバーするための工作。






1968年1月23日、 アメリカの電子スパイ艦 「プエブロ」 が元山沖の



領海近く 侵入した時点で、 北にだ捕され、 乗務員83名が逮捕される



という事件がありました。



ブッチャー艦長以下の自白によって、 スパイ作戦の一端が明らかにされ、



その中に「府中」や「上瀬谷基地」の 特殊な役割も鮮明になりました。



捕まった プエブロ号乗務員83名中、 電子諜報の研究将校



S.K.ハリス海軍大尉を長とする NSA特殊分遺隊 31名のうち、



ハリスの部下 6名は、 太平洋軍電子情報本部(府中の基地)において、



24名は、 上瀬谷(横浜の基地)で 三週間にわたって電子諜報訓練



を受けていたそうです。



ハリス大尉の ”自白内容” によると



「 私の任務は 北朝鮮のレーダー信号や 無線電波をとらえ、 



東京・府中にある 米太平洋軍の 電子情報本部に 報告すること 」



だったという。



プエブロ号乗務員、 米海兵隊下士官 ハモンドの供述によると、



「上瀬谷にいる 無線盗聴手たちの任務は、 共産国の海軍情報や 


外交情報を集めることである。 そこでは3000人もの 特殊な人間が


働いており、 私のしたことは、 ソ連の極東地域と 朝鮮民主主義共和国の


港湾、 海軍目標についての情報 を盗聴して、 記録すること」であったそう。






日本における アメリカの基地で 上記のようなことが行われているのです。


在日米軍は、 プエブロ号と府中・上瀬谷基地および 日米軍基地との


関係に口を閉ざし、 何も明らかにしていません。


わずかに在日米軍司令部が ”プエブロには 朝鮮語を話せる二人の要員


が上瀬谷から 乗り込んでいた” 事実を認めたそうです。


このプエブロ事件は うまくマスコミ操作され、 世界中にあまり発表


されませんでした。







最近では、 2004年の6月22日、 午前10時10分に アメリカの無人電子


秘密報潜水艦が 北朝鮮の海域に侵犯したため、 だ捕され、 プエブロと


共に平壌に流れる 大同河(デドンカン川)に 展示されています。


この件も 北朝鮮は 世界に向けて発表したのに、 これもマスコミ操作に


あって、 世界に無視されました。


しかし私達は 現在、 肉眼でこの二隻を見ることができます。







他にも考えられることがあります。



その昔、 1952年、 日本航空の 「木星号」 が 朝7時42分に



羽田を出発 その後 消息を失いました。



そして、 爆発された残骸が 発見されたのは 大島の三原山でした。



その時 当時 有名な漫談家の 大辻 司郎氏が亡くなりました。



この爆発事故の原因は その頃 戦後7年たったばかりの 



まだ アメリカのGHQ支配下の濃い日本では 有耶無耶のうちに



終わってしまいました。



それは日本の上空で 演習していた アメリカ空軍の誤射でした。



日本はもちろん、 泣き寝入り、 今でも正式に アメリカは



認めていませんし、 謝罪もありません。








・アメリカは 朝鮮半島で 南北戦争を起こし、 停戦に署名しました。



・アメリカは ベトナムで 南北戦争を起こし、 敗北、 撤退しました。



・アメリカは キューバに上陸しようとして 失敗し、 カストロ政権に



制裁を与え続けています。



・アメリカはイラクが 大量破壊化学兵器を 隠していると糾弾、



フセイン大統領の息子達を殺害、 大統領を絞首台に送りました。



・インドネシアでは スカルノ政権が倒され、 親米のスハルト将軍が



33年間独裁し、 資源の豊富なインドネシアを 私有化しました。



・イランでは 言うことを聞かなくなった パーレビ国王を追い出しました。



・フィリピンでは 用のいらなくなった マルコス政権が倒されました。



・アフガニスタンは王国でした。 王族は一人残らず、 殺害され、



以後、 国は乱れ、 戦争状態が続いています。








世界で色んなことが起こる度に アメリカが背後にいるのではと



思ってしまう程です。








又、 アメリカの誤射でなく、 北側の攻撃で 沈没したのでは



ないなら、 残るは 「誤爆説」となります。      (以下 引用)



●”米軍が、 潜水艦をペンニョン島の周辺に 常時 潜航させて



いることを、 韓国軍に伝えてなかったため、 お互いに北朝鮮の



潜水艦と勘違いし、 二隻とも沈没するという 誤認の末の



同士討ちが 起きたのではないのか。



韓国では、 ペンニョン島の第3ブイの下に 米潜水艦が沈んでいる



ことが、 今後いずれかの時点で 「陰謀論」 から 「事実」 に



変わるかも知れない。



韓国が対米従属を 国策とする限り、 第3ブイの秘密は 隠蔽されねば



ならないが、 国是が多極化対応 (中国重視、 南北共存) の方向に



変われば、 隠蔽が解かれるであろう。”



●韓国議会の 左派系議員は、 国防長官に 「天安は 米軍の



原潜による誤爆で沈没したのではないか。 真相究明してほしい」



と要請し、 右派マスコミから 「陰謀説を信用する間抜けな議員」



と揶揄・批判されています。



●しかし韓国内の 朝鮮半島統一を願う 和平派や左派は



「1970年代の韓国軍が施設したまま放置されている 古い機雷に



触れたのではないか」 と分析しています。



(韓国は 西海の緊張に伴い 機雷136個を設置、 10年後の回収率



はたったの10%以下ということです。)



●北朝鮮側は 韓国に 「一緒に調査をさせて欲しい」 と要請している



のに調査団に加わらせないのは 公正ではありません。




●韓国ではこれから 選挙を迎え、 北朝鮮を非難し、 罪をきせ、



南北統一を潰したい イ・ミョンバク大統領の右派と極右派には



大変有利になります。




●そして日本では この事件で基地の重要性を 政治家と国民に



判らせることが出来、 アメリカは大変得します。










いずれにしても 韓国の大型哨戒艦沈没の真相について 知りたい方は



5月7日発表の 田中 宇氏の 「韓国軍艦 ”天安” 沈没の真相」 



をお読み下さい。



また プエブロ事件につきましては 軍事評論家 西沢 優氏の



「米軍上瀬谷基地の足跡-外国軍事電波傍受施設としての



四十三年間、そしてその終焉」 を読んで下さい。

















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