4月6日に名古屋 ” 松風閣 ” にて " 名妓連 " による
踊りの会を拝見致しました。
東京は新橋の ” 東おどり ”、 赤坂の ” 赤坂おどり ”、
京都の ” 都おどり ” に匹敵するものだと思いますが、 劇場ではなく
大きなお茶屋さんの舞台で 観るのも おつなものです。
皆様にお目にかけましょう。 ご覧下さい。
一、 長唄 「蓬莱」 : 笑子さん ・ ひと美さん
うららかな日の色から始まり、 蓬莱山を見上げれば、 琴ひく様な
鶴のあしどりと 格調高く お目出度い曲です。
(残念ながら これは写真がありません。)
ニ、 清元 「玉屋」 : 福松さん ・ きく若さん
しゃぼん玉売りの男と 蝶々売りの女が 自分の商売物の
三、 長唄 「岸の柳」 : 舞子さん ・ きく一さん ・ 典子さん
春から夏にかけての 岸辺の様子を唄い込んだ曲です。
四、 長唄 「娘道成寺」 : 豆奴さん ・ 小華さん ・ 陽菜さん ・
こ糸さん ・ ゆき乃さん
名妓連の若手五人衆(舞妓)が華やかに可愛らしく踊っていました。
五、 俗曲 「さわぎ」 : 全員
フィナーレとして 全員での賑やかな踊りでした。
これだけ揃うと 美しい着物が映えて 豪華でした。
口上
唄 : 布久さん ・ 千代江さん ・ 秀佳さん
三味線 : ふみ代さん ・ 金丸さん ・ かつ子さん ・ 玉龍さん
こうした古典の伝統芸 長く長く続けていただきたいですね。
舞台終了後、 お座敷を設けていただきました。
ゆき乃さん、 名古屋名物の ” 金のしゃちほこ ”
芸者衆と ” ご主人 ”の山田夫人(手前左)、 ” 客 ”の私、
そして 老舗の結納屋、 岩田さんと
ご一緒した友人方と
左は 根本 節子さん
根本さんの弟さんの奥様は、 第20代内閣総理大臣 高橋是清閣下の
お孫さんだそうです。
私の旧姓をご存知で、 根本同士ですねと 笑ってしまいました。
踊りが素晴らしかった 菊一さん
宴席を後にして もう一軒まわって来ました。 友人のT夫人と。