最近 下記のようなニュースが TVや新聞で報道され、 ショックを受けました。




”約60万ともいわれる (生存者8万人) 日本人将兵らが戦後、 旧ソ連圏で



過酷な強制労働に 従事させられ、 多くの犠牲者を出した シベリア抑留を



めぐり、 1人最大 150万円の特別給付金を 支給することなどを 織り込んだ



法案が 戦後65年も経っているのに 既決されていないなんて 言語道断。




国のために戦って 不当な扱いを受けた兵士に対し、 この65年間




自民党政権は 何の補償もして こなかったなんて 憤りを感じます。




戦後4年間 ロシアの捕虜となって 酷寒 (零下30度) のシベリアで 一日の




食料は黒パン一つに 具の無いスープのみ、 今年92歳になった元抑留者の




方がTVで語っていました。




「 飢餓のため 仲間がバタバタ倒れていった。




収容所にねずみ、 猫、 犬、 へび、 かえる、 虫まで、 生き物だったら何でも




食べて生き延びた。」 と奇跡的に帰国してきた、 こういう方達に 日本政府は




一度も謝罪はおろか、 慰謝料も 払っていないなんて 大変な驚きです。




帰国がかなえられても 精神的に廃人の様になった人も 多くいるとか。




もう90歳過ぎた今頃 150万円ぽっち貰ったって 何になるのでしょう。




国はこの方達に 感謝も追悼の意も 示さないのでしょうか。




見送られた判決の前日には、 原告の一人が他界されました。




どんなに無念の思いだったことでしょう。




何をおいても、 早急な政治的解決が必要。




日本政府ってどうしてこうも 冷たいのでしょう。 信じられません。




戦後すでに65年も 経っているのですよ。




国はかろうじて生き残っている抑留者の方々が 死に絶えるのを待って




いるのでしょうか?




酷寒と飢餓の中 奴隷のごとく 「 炭鉱開発 」 「 鉄道建設 」 「 露天建設 」




「 水道工事 」 「 煉瓦工場 」 「 建築工事 」 「 石切工事 」 「 第4工事 」 と




色々な重労働を課せられてきた方々、 本当にお気の毒、 戦争は




悲惨すぎます。




今まで、 自民政権下で 自民党の誰一人として、 この問題を早く解決




しようとした人は 無かったのでしょうか?




日本はくだらない議員を 長く養ってきたのですね。




おまけに今の若い世代は そのような事実があったことすら、 教育で




知らされていません。




誰かが 「法治国家」 ではなく、 「放置国家」 だと言ってましたが




正にその通り。




自民政権時 800兆円もの 赤字国債を出すぐらいなら こうした人達に十分な




補償をすべきでした。








その昔 (明治時代) 、 日本政府の甘い虚言に騙されて 南米に移民した




日本の農民の方々の 言葉に絶句する苦労、 この方達への謝罪も




慰謝料も 日本政府は 何十年も放っておきました。




拉致被害者5名の方が 日本に帰って来られました。




でもこの方達に 日本政府は何をして 差し上げていますか?




また ”団体” は何をしてあげていますか?




数年しか30万円位の補助金は出ず、 ご自分で働いて 10万円




の収入があると、 その30万円から引かれると聞いています。




こんなひどい話、 聞いたことがありません。 恥ずかしいです。




戦後30年経って、 小野田寛郎少尉が フィリッピンで発見されました。




日本政府は彼に充分な補助金を支給しているでしょうか。




彼は見舞金100万円と 方々から寄せられた義援金の全てを 靖国神社




に寄付したそうです。




本来なら生涯 安楽に暮せるだけの 補償をするべきところ、 小野田氏の




奥様が働いて 家計を保っていると聞いています。




民主党の皆様、 子供手当ても良いけれど、 こういう方達を一刻も早く




救済すべきではないでしょうか、 罰が当たります。




日本の政府はあまりに冷た過ぎます。 信じられません。




皆様はどう思われますか。 




自由なご意見をお届け下さい。