なかにし陽子さんのリサイタルの前に 同じく名古屋の 中日劇場で
合田道人さん デビュー30周年コンサート みんなで歌おう
「 童謡の風景 」 が開催されました。
合田さんは 今から7年前に出版した 「 童謡の謎 」 がブレイクして、
” 童謡博士 ” になったそうです。
童謡には色々なエピソードがあるのを ご存知でしたか?
いくつかをご紹介しましょう。
♪かーらす なぜ鳴くの からすは山に……の 「七つの子」って、 からすが
七羽いるのか 7歳の子がいるのか、 ご存知ですか?
知りたかったら 合田さんの本を買うか、 コンサートにいらして下さい。
皆さん 唱歌と童謡の違いを ご存知ですか?
「 赤い靴 」 には悲しい実話が 秘められているを 知っていますか?
「 シャボン玉 」 は 前は紹介したように 作詞家が 生まれて7日ももたず
失った 我が子への鎮魂歌でした。
「里の秋」は 季節の歌ではありません。
戦地に行った父を思う 母と子供の歌でした。
戦争中にはあった 「 僕も大人になったら 立派な兵隊さんになる・・・ 」
という歌詞が 4小節目にあるのですが、 戦後はそれが外されたそうです。
皆さん、 日本人の心の歌が どのようにして作られたか、 その源を
探ることは 大変感慨深く 心に響くものです。
是非 合田さんのCDを 聴いてみて下さい。