今日は 赤坂ACTシアターに 赤坂をどりを 見に行きました。
赤坂には “ 日本一 ” と言われる 育子姐さんがいます。
私と 育子姐さんは 何十年の お付き合い。
お若い頃の 育子姐さんは ガラス張りの ケースに 飾っておきたい程
お人形のように 美しく その踊りは 天下一品。
赤坂をどりは 最初は 格調高い 長唄 「 寿 茜三番叟 」 から
始まりました。 ここに プログラムから 描写を かりて 皆様に
ご紹介いたしましょう。
その昔 赤坂は 一面に 茜の花が 咲き誇っていたとのことです。
今年は 「赤坂をどり」 第50回記念を 祝い 芳村 伊十郎師の
新たな試みで 「 寿 茜三番叟 」 が生まれたそうです。
次は 常磐津の 「 五色晒 」 、 これは 明治の中頃 舞踊のために
作られた曲で 五人の男女が 五色の布を さらす踊りが 特徴に
なっていました。
クドキの振りの後 「はづむやり羽子鞠のかず・・・」 から
手まり唄の 踊りになり あどけない色気なども 発散しての 振付も
華やかでした。
「千代のはじめの 神いさめ 影美しき 五色布や」 で五人が派手に
布をさらします。
三番目は 新邦楽 「 牡丹がさね 」 です。
牡丹が美しく 咲きほこる中、 浮世絵から 飛び出たような 花魁が
ひとりたたずんでいます。 育子姐さんです!
” 日本一!!” と、声を掛けたくなりました。
そこに 役者絵のような 美男子が現れ、 ふたりは 心地よい曲に
乗って 恋物語を踊ります。
「牡丹は 百花の王にして、 獅子は 百獣の長とかや」と 牡丹を
手にした ふたりは 獅子の精に 化身します。
最後は 常磐津 ・ 長唄 ・ 奏風楽 ・ 小唄の 「 江戸粋花暦 」 でした。
火事と 喧嘩は 江戸の華 「カンカンカン」と 半鐘が 鳴り響く
中で幕が開き、 黒の出の衣裳の あでやかな芸者の 晴れ姿、
小唄 長唄 常磐津の曲で 次々と舞踊絵巻を くり広げられました。
その情景は 皆様が お座敷に 居られるかのような 雰囲気を
楽しめます。
今回は 群読を使い 一風変わった 面白い手法で 進行し
皆様 おなじみの 総をどりを 豪華に 踊り上げていました。
1950年代には 何十軒もあった お茶屋さんも 今は6軒のみ。
新橋にも たった6軒しかないとのこと。
百人以上いた 芸者さんも 今は 30名という 寂しさ
赤坂をどりを 鑑賞した後、 ” 口悦 ” の 大座敷に 11名で
行きましたが、 男性5名は クラブ遊びは ご存知でも お座敷遊びは 初めて
という方ばかり でしたので、大喜びでした。
育子姐さんと ご友人方
くるみさん、 美しいですね。
妹芸者 くるみさん、美しい姉さん芸者 三紀子さん名妓 ・ 育子さんと お友達
育子さんの所で 一番美しい 三紀子さん。
(彼女は大学卒で、元設計技師。芸者になりたくて、踊りを習得なさったそうです。)
皆さんと ハイ、パチリ!
トラ ・ トラ ・ トーラ ・ トラ という ゲームを 楽しんでます。
加藤清正と お母上です。
お二人とも トラ だったので 合い子 です。
お座敷の後、口悦の Barで、”Heart to Heart" の演奏と歌を楽しみました。
PhilipとJames。この方達、こんな格好で ギターを 弾いて 歌を歌いますが、
実は 宣教師方なのです。女性は お嬢さんで、 Kerenさんといいます。
私の友人も ラテン系の ボーカリスト、皆さん 拍手喝采 でした。
カレンちゃんと ニコニコ顔の 友人。
私の ガールフレンドが ”天城越え” を歌い始めましたら
育子姐さんが 歌にあわせて 踊って下さり、
パーティは 大変 盛り上がりました。