とにかく びっくり 致しました。


友人の紹介で 板橋に すばらしい お料理屋さんがあり、 そこの


40周年の 記念祭典が あるので是非 ということで 私の家から


ほど遠い 板橋の 料亭 「よし邑 (よしむら)」 まで 行って参りました。




私は半信半疑でした。


板橋に そんな ”すばらしい” 料亭なんて あるのかしら?


新橋や 赤坂ならともかく・・・



やっと 埼玉に近い 「蓮根」に着きました。 これ レンコン と読まないで


下さいね。   「はすね」 と読むのです。


料亭の近くに 着いたのですが、 ナビでは どこにあるのか  


判っているのに 一方通行だらけで なかなか たどり着けません。


目に入る建物から 想像して ここに そんな料亭が あるとは とても思えず


私の友人は 何か誤解しているのでは ないかしらと 不安になって


しまいました。



そして 突如 やっと 着いたのでした。


目の前の 建物は 目を見張るほど 美しく 瀟洒なものでした。


車寄せから 玄関に入る 趣向が凝った 小径が続き、


表玄関に入ると ズラリと並んだ 仲居さん達が 待っていました。


素敵な佇まいの 玄関でした。


たどり着くまでが 大変な(?)思いでしたので、 感激は ひとしおでした。



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歩みを進めると 感動は さらに 深まりました。 



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さっそく お玄関で 川口 正 オーナーと ご子息の 徹さん とパチリ




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お祝いに 友人方 八名 ” 末広がり ” で伺いました。




通された お部屋から 眺めた お庭。


美しい 和風の庭園を皆様に お目にかけましょう。


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廊下にたたずむ 上品な仲居さん、 皆さん とても 教育が 行き届いて


おりました。




料亭も 庭園も 「 主 」 の趣向も すべて素敵でしたが、 「 客 」 の私共も 


負けては おりませんでした。


ご覧下さい、 私の 友人の この装い!


金剛流勝雲会の お能を拝見するということで お二人とも 正に 「能」に


ふさわしいお着物と 帯、 根付、 髪の装飾にも 凝ってらっしゃいました。


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この裾模様のところは みの虫で 作られているのです。


凝った お着物でしょう。

 




祝宴は 裏千家 井関 宗脩氏よりの お茶の おもてなしから


始まりました。




いよいよ 能の舞台です。


お庭中央に 今夜のために 特別に設置された 能舞台、


本物の 松明が 日本の 古典芸術を いやがおうにも 浮かび上がらせて


おりました。



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本日の 出し物は 「羽衣 (はごろも)」 です。


京都から お見えになった 金剛流勝雲会社中の 方々の舞台


紋付羽織袴に 威儀を正した 大鼓 小鼓 地謡の方々が ずらりと


並ぶと 人々の間に 緊張が 走りました。


シテ (天人) は 遠藤 勝實氏、  ワキ (白竜) は 吉田 祐一氏が


演じられました。


残念ながら 能を 上演中の 写真撮影は 禁止されておりましたので 


皆様に ご紹介することは できません。




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お能の観劇は 私の挨拶で 締めとさせていただきました。





これから 私たちは 「よし邑」 の素晴らしい お料理に 舌づつみを


打つことに なるのでした。


「 よし邑 」 総料理長 冨澤 高一さんによる お料理の数々です。


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    先付   五色なます、 磯雪巻き、 サーモン燻製、


          博多パプリカ あおさジュレ



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     前  八寸   甘鯛幽庵 杉板焼き、 唐墨大根、 子持ち鮎有馬煮、 


               寄せトリュフ、 海老錦秋揚げ、 表瓢箪玉子、 


               柿釜白和へ、 紅葉麩信田巻き、 墨染小芋、 


               安部川南瓜、 栗ココア、 零余子、 芒そうめん



紅葉の 彩りも 美しく 味も多彩で 大変 美味しくいただきました。




     椀盛      薄葛仕立、 蟹安平、 松茸、 蓮根、 水菜、 


               枸杞の実、 振り柚子              



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      焼き物    黒毛和牛炭焼き、 算木芋、 松茸、 青唐、 


               射込み牛蒡



総料理長の 冨沢 浩一さんが 目の前で 焼いて下さいました。


松茸の香りが お部屋に漂い 皆様 感動でした。



黒毛和牛炭焼きの お味も 格別でした。



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シテの 「天人」 を舞われた 遠藤 勝實さんが ご挨拶に見えました。


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      進肴    胡桃豆富、 生雲丹、 湯葉、 百合根、 銀杏


             菊人参、 胡麻、 秘伝豆餡



      食事    握り寿し、 鮪、 平目、 海老、 鯖、 玉子


             干瓢巻き



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      デザート   クリームブリュレ、 マロンアイスクリーム


      甘       抹茶 わらび餅



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夢去らぬ 私共は 翁に 見送られて 帰路に着きました。


闇夜に 白く光る 三日月に 照らされながら。



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