06年8月に福岡市で起きた3児死亡事件。
飲酒の後に時速約100kmで車を運転し、大上哲央(あきお)さんファミリー
5人の乗る自家用車に追突し、海に転落させ3人のお子さん(4歳、3歳、
1歳)を水死させ、 ご両親を負傷させた被告の今林大は 被害者を助け
ようともせず、 警察も呼ばず約300メートル逃走。
車が動かなくなると友達に携帯電話し 何リットルもの水を運ばせ、
警察が来る前にがぶ飲みして 飲酒をごまかそうとトリックを画策。
第一審では危険運転致死傷罪が摘要されず、業務上過失致死罪などが
摘要され 懲役7年6ヶ月という地裁判決であったが、
5月15日、福岡高裁では危険運転致死傷罪が認定され、懲役20年(求刑は
懲役25年)。
当然ですやっと救われる思いがしました。
突如、3人の愛する我が子を失うご両親の悲しみは、いかばかりか。
救助隊がきてくれるまでの1時間以上、大人でも立ち泳ぎしているのがどんなに
大変な事か。
お母さんは何回も水中に潜って水底に沈んでいくお子さんを抱き上げ、
ご主人に渡した。 ご主人は二人を抱えて立ち泳ぎ。
最後のお子さんは 車が底に沈んでしまったため抱き上げる事が出来なかった。
この一生深い悲しみに 覆われるご両親の悲しみを考えると、
懲役20年でも軽いと思う。
アメリカだったら死刑でしょう。