この度は、右翼のことで皆様を騒然とさせてしまい、
申し訳なく思っております。
ただ、恐怖と身を守りたいだけの出来事でした。


私も右翼の男も、沈黙を守っていたのに、
なぜ警視庁は勝手に世論を先導するような、
しかも誤った情報を流したのでしょう。
警察に対し、不信感を更につのらせました。


私が傍若無人な大音響への恐怖のあまりに放った植木鉢は、
2つとも私の敷地内に落ちました。
1つ目は階段の上に落ち、
2つ目はつつじの垣根の内側にあたり、
垣根にあたった際、土の一部が
私の家の車庫の前に陣取って停車していた街宣車の後部に
わずかに土が散らばっただけです。


繰り返して言います。
右翼の男が勝手に語っているサイドミラーの破損もありません。
運転席の窓は全開に開いており、
警察官に取り押さえられもみ合いになっている時、
サイドミラーに触れたとしてもあたる所がないため、破損する筈がありません。
少しでもヒビが入っていたとしたら、それは既にあったものでしょう。
この車のフロントやサイド部分に、
大幅に焼け爛れたような跡があり、その上にペイントされており、
ザラザラがあるのが見受けられました。
以前何かのトラブルがあったことを克明に確証するものでした。


新聞記事をみると、私があたかも、3つの植木鉢を投げつけたと
書かれているものもありますが、警察の発表がこのようであれば、
2つが、いつのまにか3つになり、街宣車と一切接触がないのに
破損させた事のように書かれているのは、遺憾に思います。


被害届、刑事告訴の件につきましては、

私が会長をしているイブラ音楽財団の
カーネギィー ・ ホールでのコンサートのため、

明日、ニューヨークへ参りますが、
帰国次第、弁護士と相談するつもりです。


それまで、お静かにお願い申し上げます。

世間をいたずらに騒がせたくございません。 


                        デヴィ スカルノ