大韓航空機爆破事件の金賢姫(元死刑囚)と田口八重子さんの兄、飯塚繁雄
さんと長男、耕一郎さんの面会が実現。
会見で彼女が言った「北朝鮮のプライドを守りながら傷つけないよう
北の心を動かす方法を考えるべき、それが大事。
その点を考えて帰国させる努力をすれば・・・。」
続けて、「北朝鮮では死んだ人が生きていたりするから奇跡が起きるかも」と
つけ加えました。


この前、蓮池透さんと拉致事件について長時間に渡って話し合う機会に
恵まれました。 
蓮池さんは、私がこれまで言ってきたことと同じ思いでいらして、
日本は4回にわたって北朝鮮との約束を破ってきていると仰っていました。
このことについては今日は時間がないので、後日書きます。


今 私がここで言いたいのは日本政府が「制裁、制裁」と北朝鮮に対し、
叫んで復習の連鎖をしていても解決しないということ。
小泉首相は2002年9月に訪朝し国交正常化を約束し署名してきているのです。
首相は小泉氏から安倍氏に交代しましましたが、
その約束を破り国交正常化を実行しませんでした。


まずは国交正常化が先ではないでしょうか。
日本の人が北朝鮮へ自由に行くことができ、また北朝鮮の人々が
自由に日本に来ることができるよう両国がオープンになれば、政治・経済・
文化、多方面に大変影響し合えるでしょう。
そして沢山のドラマが生まれることでしょう。
そうすれば、あちらの体制も情勢も変わるのは目に見えています。
そして「それが拉致事件解決の近道」だと私は何度も言ってきました。
横田夫妻も、もっとすすんでお孫さんや、めぐみさんの夫に会いに行けば
よいのです。
何故行かないのでしょうか。
私が母親ならば自分でその地に行って真実を見極めます。


小泉前首相が決めたことを後任の首相が反古にしたり
一国の元首が外国の元首と歴史的(57年ぶり)に決めた事を破棄する。
これは国際的な大問題です。


郵政民営化も同様です。この間、3人の首相が代わっていますが、3人目の
麻生首相が「あの時、自分は郵政民営化に本気で賛成していなかった。」と
言うなんて呆れ返ります。 何てことを言うのでしょうか。


現在、私(金日成花金正日花委員会 名誉会長)は
北朝鮮民主主義人民共和国から「第11回金日成祭典」の各行事に招かれて

おり、スケジュールの調整をしているところです。