日本眼科学会からの眼科専門医の資格も得ていない溝口朝雄院長、
マイクを前にして引け目もなく「これは厚生省の認可とは別のもので
取得していなくてもよいものだ」、と言っていた。


もしも、人間の持つ五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中で全てを
取り上げられても、1つだけどうしても失いたくないとしたら、
私の場合、視覚である。
その大事な大事な人さまの目を扱う医師が、使用していた
医療器具の消毒や点検を過去3年間もしていなかった事実を認めた。
こんなことが有り得るのか、とんでもないことである。


銀座眼科という“名前”で、しかも9万円台という安さに惹かれて行った
患者は多い。訪れた患者を自動的に即日どんどん手術していたのだから、
驚き驚きの連続です。 TVに映った医院はとても不潔に見えました。


数年前、私自身も南青山アイクリニックでレーシックの手術を受けました。
慶應大学の坪田一男先生にして頂きましたが、レーシック手術は4,338件の

経験をお持ちの先生でクリニック全体では5万1,000件以上の経験のある

クリニックです。 私はここで、手術前2ケ月間に渡り2回の周到な検査が

ありました。 時間にして1回2時間以上かかり、このような検査まで

必要なのか?と思うぐらい、それは丁寧な検査でした。
目の検査だけに2時間というと少し飽きてしまいました・・(笑)


そして病院の床は舐められるほど清潔、たくさんの人が訪れる待合室、

目の検査やコンソルテーションをする部屋は8階、手術室は1階にあり、

全く別です。手術室に入るときは履いてきた靴は玄関先で消毒された

スリッパと変えられ着てきた服も全て手術着にかえられ、全く

無菌状態の手術室に通されました。
手術準備に25分位、手術自体は数秒でした。
また、手術後も経過を見るため2回も通いました。


一方、銀座眼科は先生以下手術に携わる人が手を洗わなければいけない

洗面台が受付の隣にある手術室の反対側にあり、外から入ってきた手術を

待つ人で溢れている待合室を通って行かなければならない。
外からのばい菌をたくさん付けているかもしれない人の中を通って行くのです。
その間、皆が触ったドアのノブを触ります。


昨年10月には角膜炎を発症した人がいたことが判明していたのに、
なお続けていたのです。
これは医師として過失犯罪を犯したことにはならないのでしょうか。


その昔レーシックが始まった頃、90万円もした手術が50万円となり
20万円位でも出来るようになった今、9万円台と格安なところがあり、
ましてや銀座という名前が付けばお客様は絶えなかったことでしょう。
即刻即日、手術、この病院は人の目を治すというより営利に走ったのでしょう。
1日50人をレーシックの手術をすれば450万円となります。


   < LASIK レーシック >

    Laser      レーザー
    in        
    Situ       術
    Keratomileusis  ( Kerato 角膜 mileusis 形状を修正する )


今は45万人の人がこの手術を受けていると言われています。


また、新橋にも施設・先生もとても素晴らしいクリニックがあります。
錦糸眼科というクリニックで、院長の矢作徹先生は、最先端な技術を用いて
います。矢作院長は4万症例以上の経験をお持ちで、普通のレーシックでは

なく、最新のイントラレーシックを行なっていらっしゃいます。
クリニックも9階建てのビルで大きくて非常に清潔、それはモダンで
アーティスティックな室内装飾がほどこされています。


溝口医師は、67人もの角膜混濁症を起こした患者を出し、
中には角膜移植をしなければならない重症者が3人もいる。
何と恐ろしいことでしょう。
この中で失明者が出たら、どうするのでしょうか。
お金で解決できる問題ではない。
それなのに、この溝口医師はまだ医院を続けるという。
ひどい話だ。