大麻所持容疑で逮捕されたロシアの元若ノ鵬(20)が
解雇されたことを不服として、
力士としての地位確認などを求める訴状を東京地裁に起こした。

「自分は相撲が大好きだ、これからも相撲を続けて行きたい、
解雇処分は厳しい」と訴えた。
「北の湖理事長、相撲協会、日本の皆様に、」と
とても真摯に詫び、心から謝罪していました。

彼の弁護士曰く、大麻所持で逮捕された某公務員が
解雇にいたっていない、という前例等をあげていました。

他にロシアからの兄弟力士、元露鵬(28)、元白露山(26)は、
一斉検査で陽性反応が出て、解雇となりました。
ロスアンゼルスで大麻を吸ったと言われながら、
最後まで認めない二人でした。

人間はいろいろな過ちを犯し、そして学び生きていきます。
過ちの無い人などこの世にはいないでしょう。

この20歳の若き力士はお相撲が大好きで
これからも相撲を取りたいと懇願している。
たった一度のミスでその人の人生を
潰してしまうことはないのではないでしょうか。

両親と姉の3人を殺しても、精神鑑定の結果で無罪となる日本。
精神鑑定で罪の責任能力が有る、無い、と決めるのは非常に疑問。
人、一人殺したら、何んびとであろうとも責任を取らねばならないと思います。

元若ノ鵬の心より謝っているあの姿、
あの謝り方は本当に改悛していると思います。

祖国ロシアを離れ、日本に16歳で来日。
おそらく貧しい環境で、相撲で日本に来ることが出来、
出世しようと願ってきた彼に、
これくらいの事(?)でめげずに好きな相撲をとらせてあげたい。


元不良だったり、やくざであっても、心を入れ替え
後に成功して社会に貢献するようになった人もいる。


                            つづく