ドラマ深夜食堂のねこまんまの回を観て
昔を思い出しフレッシュパックでない
本物の削り節を食べたくなった。
最後に食べたのは40年以上前だろうか。
大きな削り器で祖母が削ったのをゴハンにかけ
兄と食べた記憶がある。
おいしかった。特に兄は大好物でした。
自分は鰹節本体を覆うカビが嫌だったような…
削る手間もない、酸化もしないキレイに均一な形状のフレッシュパックが普及されると、当然
カビの物体はお払い箱だ。古狸は出て行け!
ふとした瞬間に子供の頃に食べた削り節の記憶が
蘇るのです。
それはフレッシュパックとは全く違う味だ。
シーラックはそもそも鰹じゃないそうだし。
数年前に兄が、鰹節削り器を購入した話を聞いた。
自分以上に味のトリコになった奴が買わない訳がない。
その話を聞いて以来、日に日に鰹節への想いは
つのります。
どんな食べ物より旨かったように変換されるまでに至り遂に先日、買いました!
本枯節←こうゆう名称らしい
が案外限られたスーパーにしか売っていません。
写真↑カネニニシのHPより
背節と腹節があって削る方向もあるとは知らなんだ。
物凄い香りが充満。
ゴハンにかけ、醤油と味の素(娘は+マヨ派〕
旨い!!!
フレッシュパックの10倍旨い!
最近ずーっとねこまんまです。
削るのも楽しい。
風味が全然違うのですが、その正体は
カビだったのです。
調べたら本枯節のカビは、ワザと付けていて
それが悪いカビを寄せ付けない、独自の味等の
様々な役割をしているらしい。
40年ぶりの再会を果たす。