生命のエネルギーを感じたくて、ワタシはオリーブを育てることにした。

オリーブは温暖な地域で育つ。日差しが大好きで、真は陽キャ。でも、外見は静かで、実もメイン料理になることはない。

更には、育てやすさも。

土の表面を乾燥させないよう、そっと、そっと水を与えて、話しかけて、毎日目の届くところに。

朝になればベランダへ移動させ、夕方になると冷えない場所へ。


ワタシのオリーブは、1ヶ月で枯れた。

依存してばかりのワタシに、愛想が尽きたようだった。ワタシは、それ以来、植物を育てていない。