デヴォンズゲート -34ページ目

デヴォンズゲート

映画をとことん冷めた目で見る男「デヴォン山岡」による、
独自の視点による映画感想文。

今週じゃなくて、先週ぶんの感想です。

好きだった村岡印刷さんがド派手に既婚者だったことを知り、ズタボロの神経衰弱になってしまう花子さん。

いつもの天真爛漫かつアクティブ&パワフルな花子さんはどこへ行ってしまったのか、考え事しまくっては失敗ばかりで、ついに編集長からも「実家へ帰れ」と言われてしまうのでした。

恋愛ってのはマジで恐ろしいですね。

ひとを本気で好きになってしまうと、自分自身がすべてそれに支配されてしまう。

花子ですら、こんな見る影もないほどの腑抜けになってしまうとは。

実家でもあからさまに落ち込んでいる花子さんですが、それを救ったのはまさかのじっちゃんの幽霊、つまり石橋蓮司さんの再登場であります。

こいつが夢枕に立って、「この英語の辞書はワシがもらっていくずらー」だかなんとかそんなようなことを言って持って行かれてしまうというナイトメアにより、自分を取り戻す花子さん。

なにはともあれ復活して良かった。

そして、さらに事件は花子の知らないところで起きています。

村岡印刷さんの奥様が、一方的に離婚をつきつけそのまま亡くなってしまったのでした。

これはショックすぎます。
なぜなら、村岡印刷さんの奥様は美女すぎるからです。

花子なんか比べ物にならないほどの美しさでした。
こりゃあ、村岡さんは浮気しないわけだ。

おそらく村岡さんの喪失感は相当なものになっているはず。

そんな中、花子との関係はどうなってしまうんでしょうか?

さらに仕事に復帰した花子を、あえて宇田川大先生の担当に戻すという暴挙に出た編集長。

こいつどういうつもりだ?などと、全国のお茶の間が一斉に不信感をあらわにした今後の展開に期待。

また感想書きます。
しょっぱなからイキナリ面白すぎました。

予告編を見て、気の毒な家族が一家心中する話かと思いこんでいたんですが、ストーリーは予想をはるかに超えた地獄絵図でした。

気の毒な家族であることすら意識していない家族が、第三者によって一家心中させられるという、もはや悪魔くんよりも悪魔的な犯罪の話。

ラストで刑事役の遠藤憲一さん(どーでもいいけど、このひと刑事かヤクザどっちかの役だねいつも)が、「家族を狩ってる奴がいる!」という明確な結論を出しますが、つまり「家族狩り」というタイトルそのまんま。

「オヤジ狩り」や「ボンタン狩り」の系譜となる新手のハンター「家族狩り」の登場であります。

これは怖いですね。

個人を殺すんじゃなくて、家族もろとも殺してしまうという凄まじい殺しの実力者。

一家につき両親+子供の3人家族として、第一話では過去の事件も併せて3家族が狩られているので、たった1エピソードで9人は死んでいるということになります。

名作ホラー映画『13日の金曜日』の1作目では10人殺されているので、もはやジェイソンさんに迫る勢いで人殺しをしているということになりますね。家族狩りさんマジですげー。



↑松雪さんが保護したこの女子高生、美術の授業ですげーわかりやすくヤバイ絵を描いていてハイセンスです



で、主演の松雪泰子さんはもう鬼気迫る演技という感じでさすがの迫力。

松雪さんは認知症のお父様の介護やら、仕事である虐待被害者の保護やらと、もうかなり追いつめられた生活を送っており、劇中ではほとんどブチキレております。

そして、一家心中や虐待、松雪さんの神経衰弱ギリギリの生活などの救いの無いエピソードが展開していく中で、巻き込まれていく伊藤淳史くんのコメディ演技が一服の清涼剤的役割を果たしております。

伊藤くんのコメディアンっぷりはさすがとしか言いようがないです。
ドタバタの対応力の素晴らしさ。

しかし、家族のことになると異様にナーバスになっているので、彼の過去も今後カギとなるでしょう。

とにかく松雪さんのディープな部分と伊藤くんのポップな部分、この2つがバランス良く機能しており、ドラマとして非常に見やすくなっております。

犯人はダレなのか?というサスペンスでありながら、弱者をなにひとつ救済しない社会システムへの問題提起にもなっているという、かなり濃厚な作品です。

今後が超楽しみ。

また感想書きます。
出演者全員が見事にキャラ立ちして、もはや会話だけでも最高に楽しいこのドラマ。

特にSeason1では常に振り回されてイライラしていた香川照之さんが、今シリーズでは適度にボケをカマすくらい余裕があるところが面白いです。

Season1では、普通の人すぎて(というか周りがハイレベルな変態だらけで)視聴者の代弁者みたいな立場だったので、今シーズンの生き生きとした香川さんは見ていてとても愉快。

西島さんとの絡み、真木よう子さんとの絡みはもちろん、部下の若手刑事とのやり取りも面白いです。

そして今回は2話目にして実写版ジョン・ウーこと長谷川博己さんと西島さんとのイチャイチャ展開もありました。

まさかの「オメラス談義」のつづきをはじめる長谷川さん、冷たく無視する西島さん。

「俺はお前なんかに利用されない」

「そんなことはしない。お前が好きだからな」

ドサクサ紛れに告白しまくる長谷川さん。

2人の温度差がこれまた面白くて、最後は長谷川さんがなんと窓からヘリにつかまって立ち去ります。

「チャオー!」

デター!!!
伝家の宝刀「チャオ」がさく裂!

しかもヘリにつかまりながらなので、近所にも聞こえるほど大声のチャオです。

なのに西島さんは無反応で無表情。
アレを見てノーリアクションでいる西島さんもとことんキュート!



↑長谷川さんのド派手なチャオを黙って見守る優しい西島さん


この2人のやり取り超最高。

もう、その後はオマケみたいなもので、凄い大変なことがいろいろ起こりますが、もう別にどーでもいいです。

父親らしき謎の人物に負傷させられた真木よう子さん、MOZUを追う香川さん、そして指名手配の西島さん、これから3人はどうなってしまうのか?

また感想書きます。

チャオ!