デヴォンズゲート -23ページ目

デヴォンズゲート

映画をとことん冷めた目で見る男「デヴォン山岡」による、
独自の視点による映画感想文。

綾瀬はるかさんの透明感の成せるワザというか、見事な純粋処女演技に感動しました。

引っ込み思案で自分にも自信が無い30女だけど、実は真面目でしっかりもので同僚にも信頼されている。

こういうところを、男性はちゃんと見ています。

上司も福士蒼汰くんも、そして謎すぎるキャラクターの玉木宏さんも。



↑実は宇宙人だった。みたいなオチでも納得できそうな玉木さんの謎キャラに悶絶


自分を変えるためには1歩踏み出さなければいけない。
何かを犠牲にしなければ何も得られないというこの世の中。

綾瀬さんは、セックスという大きな試練に挑み、新たな世界へと歩き出すわけですね。

同僚の仲里依紗さんの言い放ったセリフがとても印象的でした。

「戦場に出ていかない、身を削りもしない。なのにお宝をゲットできないと嘆いている怠け者のことを傲慢というんです」

これはまさにその通り。

努力を何もしていないくせに「私ばっかり」などと文句を言う奴が多すぎます。

傷つきたくないなんて奴に恋愛などできるわけがないんです。

このドラマは、傷ついたり失ったりする覚悟の先に、本当の幸福があるんだということを、綾瀬さんが知るための物語なのかもしれません。

それにしても、この綾瀬はるかさんのキャラクターはものすごくユニークです。

臆病で卑屈な典型的「こじらせ女子」でありながら、どこか人生を達観しているような説得力のあるセリフやユーモアを幾度となく繰り出して、そこがとてもチャーミングで魅力的。

こりゃ福士蒼汰くんじゃなくてもちょっと惹かれてしまうかもしれない。

この一見クールな雰囲気が、彼との交際でどう変わっていくかが見どころですね。
綾瀬さんが彼にメロメロになっちゃうところが見てみたい。

とにかく、かなりきわどい題材で攻めるオトナのエンターテイメント。
面白かったのでこの先の展開が超楽しみ。

また感想書きます。
豪快なファンタジーコメディでした。

バカリズムが脚本ということで、彼のネタに見られる「さりげなく常識をハズレる感じ」に期待していましたが、もうこのドラマはさりげないどころか、かなり大胆に常識をブッ飛ばしていて痛快でした。

平たく言えばタイムマシンなんだけど、SF的な要素をあえて封印して、あくまでタクシーであると言い切る豪快さが凄いです。

タイムマシンにしちゃうと、一番気になるのがタイムパラドックスの部分ですが、このドラマに関しては、「そこ、考えないでください」と予め言っているようなものですよね。

だってこれはタイムマシンではなくてタクシーであり、行くのも「過去」ではなく、あくまで「選択肢のタイミング地点」なわけですから。

つーか、現在と過去の選択地点が地続きな時点でもうメチャクチャ。

こんなに強引でいいんでしょうか?
いや、いいんです。

これがこのドラマの凄いところなんですきっと。
SFなのにSF臭まったくないところがバカリズムの凄さなんだと思う。

また、今回のエピソードはゲストキャラの安田顕がとても良かった。
リアクション芸のように、目の前のトラブルに翻弄される様は圧巻でした。

はじめて過去に戻る際に、半信半疑なのに後部座席の手すりには両手でしっかり掴まってたりして、心理を表現する芸が細かいですよね。

しかも、始終カッコ悪いのにラストにはちょっと泣かせてくれて、バカリズムの捻り満載の脚本との相性が抜群だったと思います。

竹野内豊もなかなか良かったので、キャラを掴んできたらもっと面白くなりそう。

これまた次回も楽しみです。

また感想書きます。
凄まじくトンデモなのに凄まじく楽しい。
スリリングでエキサイティング、そんでたまにホロリとさせてしまうという、至れり尽くせりのエンターテインメントでした。

それも、小栗旬さん演じる主人公のサブローくんの、キャラクターとしての圧倒的な魅力によるところが大きいです。

とにかくダメな奴で、軽薄でアホなんだけど、実は誰よりも純粋で真っ直ぐ。しかも優しいんですコイツが。

織田信長という、歴史上もっとも過激なキャラクターが、実は未来人だったなんて本当にロマンチックな設定ですよね。

信長=大うつけの傾奇者という図式が、この設定ですべて説明できてしまうという展開が本当に素晴らしいと思います。

特に、タイムスリップした直後の家臣たちとのやりとりは腹抱えて大爆笑しました。

侍たちを目の当たりにして、スマホ持ってシャッター押しまくる高校生というシュールすぎるシーンが、このドラマでは必然に見えてしまうから凄いですよね。

テンポの良さと小さなリアクションにもこだわった細やかな演出で、バカな物語にもそれなりのリアリティを生み出しているわけです。



↑すげー高校生。8年前の『クローズZERO』のときすでに20代前半でしたよね。



バカな世界観でありながら、奥さんの柴咲コウさんや山田孝之さん、悪役の信行に扮する柳楽優弥くんの鬼気迫る演技などのおかげで、緊張感もそれなりに維持されているところも良かった。

「バカなのにバカバカしくない」という紙一重な空気感が巧く表現されていたと思います。

マジでこのドラマはハマりそうです。
初回は90分という拡大版でしたが、まったく長さを感じなくて、もっとこの世界を見ていたいと思わせるほどの至福の時間でした。

これは次回が楽しみすぎます。

西田敏行出てくるしw

また感想書きます。