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デヴォンズゲート

映画をとことん冷めた目で見る男「デヴォン山岡」による、
独自の視点による映画感想文。

榮倉奈々さんのお母様がとことんヤバくて、視聴者は全員例外なく「放火するよりも、そいつをまずなんとかしろ」と口を揃えてお茶の間で訴えていること間違いなしのこのドラマ。

わずかな生活費をオシャレに使い込むわ、金を取り上げれば今度は勝手にカードを作ってお買い物しまくるわでもう大変。

榮倉さんは、大学進学のためにせっせとバイトして貯めたお金をローンの返済にあてるハメになったり、軽蔑する父親の元に「助けてください」などとヘラヘラ頭を下げに行かされたりと、相変わらずの報われない日々。

しかし、この家族は、よくいままで普通の家族として暮らしてこれましたよね。

こんなにも見事に、一瞬で愛情のカケラもなくなってしまう父親の冷血さに、怒りよりも尊敬の念すら覚えてしまいます。

どうすりゃ、自分の娘にあそこまで酷い仕打ちができるんでしょうか。



↑もはや疫病神以外の何者でもない、
 お買い物中毒なお母様


そんな榮倉さんもブチ切れて、ライターオイルをかたっぱしから買い込むわけですが、その苦し紛れの愚行が、親友である窪田正孝くんの人生をも狂わせてしまうわけです。

いや、それだけじゃなくて、心優しい駐在の三浦友和さんの人生も変えてしまう結果になるという切なすぎる展開。

窪田くんの旅館が燃え、誰も死なないまでも多くの大切なモノがそこで失われます。

そして現代、出所した小出恵介くん、海外から戻ってきた賀来賢人くん(あにやん)に接触する三浦友和さん。

それぞれの心の奥に、呪いのように居座る「Nのために」という言葉の意味は一体なんなんだろう。
予測不能でミステリアスな展開が心地よいです。

次回は、殺人事件の発端となる主要人物たちの出会いが描かれそうで楽しみ。

また感想書きます。
もう三話目だというのに、相変わらず逃げまくる情けないサブローくん。

信長として、かなりの危機を乗り越えているにもかかわらず、いまだにサブローくんはテキトーで臆病でとことん他人事なのが逆に凄いです。

そんなブレない平常運転にもかかわらず、サブローくんの周囲の人々の心はどんどん変化してきております。

とくに奥方役の柴咲コウさんのサブローくんへの強い信頼が伺えるシーンがとても感動的。

信長不在で混乱する配下たちに向かって、「あやつを信じろ」と一致団結を促すシーンは目頭が熱くなりました。

前田敦子と前田吟という、日本を代表するダブル前田が出演する豪華なゲスト陣も見ごたえ満点で良かった。

この2人がサブローくん側に協力する流れも、違和感がなくてセンス抜群だったと思います。バンソーコーのくだりとかロマンチックだったし。

サブローくんの安易で身勝手な行為が、周囲の改心と手助けによってすべて良い方向へ転び、結果的に史実通りになっていく絶妙なストーリー展開はさすがですね。

「先を知っているのに先が読めない」という期待と緊張感がたまりません。

主人公がバカすぎて、うまくいくとわかっていてもスリル満点。

ここまで強引に史実通りに進んでいくとなると、やはり気になるのが今後の信長の活躍の数々が、どうアレンジされていくのかという部分です。

次回は、徳川家康の登場と、あの信長の妹がついに絡んでくるようで、またも見逃せません。

また感想書きます。
綾瀬はるかさんのキョドりっぷりが、いちいち面白くてバカ笑いが止まらないドラマ。

恋愛がもたらす激しい感情の起伏を、彼女ならではの短いモノサシで測ってはネガティブな方向に結論づける独白ナレーションが面白すぎます。

ほとんどムリヤリとも言えるネガティブ変換は、もはや神ワザと言っても過言ではないでしょう。

でも、そんな「ほとんど始まってもいないのに終わらせようとする臆病さ」が、もどかしくもあり主人公のチャーミングな魅力でもあるわけですね。

福士蒼汰くんは、誠実なんだろうけどとてもマイペースで、意図せず綾瀬さんをモヤモヤさせておりますが、それもまた2人の微妙な恋愛関係を表現するスパイスとなっております。

綾瀬さんと福士くんによるリアリズム満点なドキドキラブメールシークエンスは超刺激的。
もはやスペクタクルですねこれは。

メール待ちの気を紛らわせるために、犬のマモルくんをムリヤリ散歩に連れて行くとかマジで動物虐待すぎてウケました。

さらに、今回も玉木宏さんがもの凄く得体が知れなくて最高なんです。

2つの会社による懇親会では、乾杯の音頭でいきなり「サルーテ!」などと言い放ち、綾瀬さんの会社の面々が戸惑いながら乾杯するという超絶なお笑いを提供。

サルーテってなんだよ、サルーテってwww

という、テレビの前のお茶の間のツッコミを一心に受けながらも始終クールな玉木さん。

かと思えば、臆病すぎる綾瀬さんに向かって「傷つくことを恐れるよりも変化できない自分を恐れるべきだね」 と気合いを入れてみたり、マジで玉木さんは何者なんでしょうか。

とにかく、面白すぎてニヤニヤが止まらない傑作ドラマですねこれは。

この先の2人+玉木さんの関係がますます気になります。

また感想書きます。