『家族狩り』第六話の感想 | デヴォンズゲート

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映画をとことん冷めた目で見る男「デヴォン山岡」による、
独自の視点による映画感想文。

各キャラクターの追い込まれっぷりが本格化してきました。

精神病の奥さんと出所したヤクザとの波状攻撃に悩まされる遠藤憲一さんは、その満身創痍な状況で家族狩り事件をも捜査しなければなりません。

ベテラン刑事ならではの究極のシックスセンスとも言える確信をもって、容疑者ナンバーワン候補の松雪泰子さんを追っております。

また、伊藤淳史くんは引きこもり生徒を救えるあと一歩のところでさらに傷つけてしまい、自責の念にかられてしまいます。

そして松雪泰子さんは、相談員としての自信が揺らぎ、また母親に腫瘍が見つかった不安も手伝って、かなり神経衰弱状態に。

自宅に巣食うシロアリの侵食と、各キャラの現状の地獄化がシンクロしていくという不安と緊張の中、ついに恐るべき殺人鬼「家族狩り」さんが動き出します。

いや、正確に言うと前回あたりから次のターゲットを探して品定めしていたと言ってもいいですね。

しかしながら「家族狩り」さんの、その絶妙かつ容赦ない仕事ぶりには感心せざるを得ません。

引きこもり生徒とささやかな友情も生まれかけていた伊藤淳史くんですら、殺人現場を見て「美しい」と感じてしまうほどの見事な犯罪演出。

絶望した家族を、一家もろとも始末しラクにしてやるという、まさに崩壊家族の介錯人とも言うべき「家族狩り」さん。

伊藤くんは、すべての負担や苦しみから解放されて息絶えたひきこもり生徒の死体に、思わず「永遠の安らぎ」を感じてしまったんでしょう。

見るからに不幸で修復不可能な「崩壊家族」に残された道は、一家心中しかないのでしょうか。
それは果たして家族全員の「安らぎ」になるのか?

そんな哀しみに満ちた殺人現場で、伊藤さんは意外な人物と遭遇したところで次回につづく。

さらなるカオス、地獄絵図に向かって加速するストーリー。

次回は、3人の主要キャラクターたちが顔を合わせるエキサイティングな展開になりそうで楽しみ。

また感想書きます。