急に時代が変化してしまったので、私の子どもの頃もこうだったらよかったのに。みたいな。
何かの理想や憧れが。
手の届かないものではなくなってしまったんでしょうね。
あの日の、思いを。
時代(世間)に潰された恨みはきっと、深いのでしょう。
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私の伯母は70歳を超えていますが独身です。
だから私は、結婚に憧れはありながら、女性が独身でも生きていける。と言うのは知っていました。
伯母は別に、人生を悲観していなかったからです。
何かあった時に2人でいた方が生存確率は高くなる。と思うことはあるようですが、別に1人でも生きていける。とそんな感じです。
実際1人で生きています。
まぁ、その歳で独身であることに、いろいろ奇異の目はあったようです。
そこに苦労があったのはあるようです。
また両親は離婚しています。
だから私は、世間で煽られるような「結婚」のために、結婚しなくてもいいや。と言う何かはあって生きていました。
婚活とかしたこともあります。
でも、下手に結婚しても両親のように離婚するような気がしたのです。
だから止めました。
申し込んでくれる人がいたら考えよう。
そう決めてから、私に結婚を進める人もいなくなったような気もします。
「それも時代かしら」と、そんな言葉をかけられます。
でも、私には70歳を超えて独身の伯母がいるのです。
それは時代より、心強い味方なのです。