崖の上からお便りします
酔い仔のみんなぁ、こ~んちあっ!
血液沸騰3分前のデビ魔る!ですよ(ビミョー)
崖の上はショージキ怖いです。
断崖絶壁。
翼無し。
パラシュート無し。
ヒコーキ無し。
あるのはテメェの身体ひとつと度胸のみ。
落ちて地獄、留まればぬるま湯。
楽なのは留まること。
絶対安全。どこか退屈。
それぢゃつまらん。
崖の上を行ったり来たり。ウロウロ。
おバカちゃんのウロウロ大会。
よくよく考えたら
恥は最早かいてるし
今更ケガしたところで大して変わらないし
「いやよいやよ行っちゃダメよ」なんてシーンがあるわけでもない
痛い思いが嫌なだけ。
キズふえても変わらないけど、痛いのってなかなかなれませんな。
これが甘ったれの逃げ道。
わぁい♪
わぁい♪ぢゃないよ。
てなこって、今から「えいやっ!」と飛びこみます。
上手く上昇気流に乗るのも地面に叩きつけられるのも
飛んでからのお楽しみ。
ただし地面に叩きつけられるってのは地面があってこそ。
ないかもしれない。
果てしなく落ちるのかもしれない。
わぁわぁ。
寂しいわ。
せめて地面さん、両手を広げて待っててね。
時々、壁に激突しながら落ちてゆくわ。
もっとたくましくなる為にアナタの胸に飛び込むわっ!
近頃のデビ魔る!の好きな言葉。
『狂愚に生きろ!』
うふふ。
やるわよっ(鼻息あらく)
にゃごご!
追伸:デビ魔る!が「~わよっ」とか「~かしら」とか言うと、おねえ言葉ってゆわれるよね。
それもまたひとつのロマン。
底辺駆ける底辺。
シタゴコロ魔んさいの酔い仔のみな様。はろぅ
デビ魔る!20円です。
σσσσσσσσσσσσσσ
刹那の眠りに堕ちたのか
浅い眠りから目覚めたのか
あの仔が気がついた時には真っ暗で
空気は重く、まるで水底のようでした。
もしかしたら水底かもしれません。
いっしょうけんめいに手足を動かして走っているのに
自分の身体ぢゃないみたいです。
重くて息苦しくてなかなか前に進めません。
不安定な足許にはガラスの破片が散らばり
裸足を容赦なく傷つけていきます。
裸足に傷がつくたびに感じる痛みは何故か胸にチクチクと響くのでした。
無我夢中で気がつかなかったけれど
よくみると回りには大気に浮かぶシャボン玉のような
また、水の中の泡のような
まぁるい空気がいくつも上に上に飛んで行きます。
まぁるい空気の中には自分よりも明らかに鮮やかで華やかで
ステキなオーラをまとった『選ばれしモノ』と呼ばれるモノたちが包まれて光のさすアチラがわへ上がって行くのでした。
まぁるい空気は性格が悪く意地が悪いのですが
その確かなマナコで『選ばれしモノ』を見抜きます。
裸足のあの仔には全く目もくれません。
目が合う度に話しかけてみるのですが
フフンとあざわらいながら、まるでなにも存在していないかのように通り過ぎて行くのでした。
悲しくなって鼻の奧がツンとして指の先がキリキリしましたが
今の自分には選ばれる権利の無いことは自分でよくわかっていますから
チリッと涙を押さえ、どうしたら選んで貰えるのだろうかと考えるのでした。
でも考えているだけでは進めません。
思う様に動かない身体を前に前に進めようとあがきます。
この先がまだあるとしたら進んでいこう。
この場所は自分の浮かぶ場所ぢゃないんだ。
なかなか進めなくても進もう。
景色が変わる頃には自分の心にも色が増え
両手に抱えきれないほどの必要とされるチケットを持っているのだろう。
上に行く事ばかり考えていた裸足のあの仔は
『この世界でイキル』という『覚悟』をひとつ手に入れたのでした。
にゃごご!



