知っているベティコは知っている。 彼がボールをもつたびにブーイング。 その彼がゴールを決め、彼は 控え目に喜んだ。観客席に向かって一礼した。 その瞬間、拍手が会場を包んだ。 彼が終了間際に途中交代でピッチを去るときには、 スタンディングオベーションで彼を迎えた。 彼は観客のほうを向いて、 右手にこぶしをつくり、何度も左の胸を叩きながら ピッチを後にした。 「みんなの気持ちはいつだってこのぼくの心の中にいるから。」 彼の名は、ホアキン・サンチェス。