50代女性。

住んでいる地域から1時間以上離れた歯科医院に通うも、そこの歯科医師に不信感を抱き、自らの意志で当院に転院されました。

ちなみに当院も彼女の家からは1時間以上離れています。

彼女、機嫌よく話されているときには、ご主人が遠方に単身赴任中で、ご自身の通院治療が終わったらご主人の赴任先に引っ越すんだ、と仰っていました。

その後、こちらの対応が気に入らない、治療法に不信感がある、とモンスター化。

事務長に直接電話をかけ、延々1時間以上不満をぶつける、担当の歯科医師を変えろ、と。

そもそも、彼女の歯は抜歯も考えられるくらい、状態は良くない歯でした。

もちろん最善を尽くしますが、もしかしたら歯が割れてしまったりする場合もあります、

と説明したのが、面白くなかったようです。

私はかぶせ物専門の歯科医ですが、私が診る前は別の歯科医師が彼女の歯根の治療をしていました。

おそらく、その歯科医師に対してもすでに不信感があったのかもしれません。

結局、さらに別の歯科医師(私の上司)が彼女を担当することになりました。




こちらの対応にも問題があったかもしれませんが、(私は全くそうは思っていませんが、)

大体、自宅から1時間以上離れた歯医者に通い、しかも数回歯医者を変えている患者さんというのは、

患者さん自身にもなんらかの問題がある
(特にメンタル面において)

と見なされます。

理想が高すぎて、あらゆることに完璧を求めすぎるあまり、誰からも相手にされなくなっている状態。

それを気付けない、認められなくなっているんですね。

そもそも、人間が行う処置に100%というのはあり得ません。

大体の人は、理想を抱いていてもどこかで現実を見て、そのギャップに折り合いを付けているのだと思います。

歯医者が私の歯をめちゃくちゃにした、と仰いますが、そもそも虫歯を作って歯医者に行かなければいけない状況に自分をしたのは、誰でもない、自分ですよね?

そしてそんな歯に自分でなったにもかかわらず、もっとこうしてああして、と歯医者に要望を押し付けたりするから、歯医者も苦し紛れに処置するしかなくて、結果的にもっと悲惨な状況になる、という。

でも、こういう方は、自分にも問題がある、とは微塵も思わないようですね。

めちゃくちゃインターネットなんかで歯科治療のことを調べまくり、専門用語なんかも知ったような顔で話してきますが、

所詮は素人考え。

現実的でない治療法を、こんな治療法があるはずだ!と主張してきます。

もうさ、歯科大学に入って勉強して歯医者になればいいじゃん。

ま、あなたが歯医者になる頃には、あなたの歯は一本も残ってないかもしれませんけどね。


ちなみに、単身赴任中のご主人が彼女の状況をご存知なのか定かではありませんが、
私個人的には、

こんな妻が家にいるからご主人は単身赴任という手段を選んだのかな?

と思ってしまいました。

彼女は、家に帰ってもずっと不平不満を漏らしていそうですから…。


こんな妻、絶対に嫌。

旦那は体良く彼女から逃げたのかもしれません。