「思い出し笑いとかエロ!俺のことガリ勉野郎とかって思ってるのかと思ったよ」
「がり勉!?」
全くの見当違いだから!
ガリ勉だとは思うけど、そんな優を尊敬しちゃってるから笑ったりはしないよ。それにそんな優にいつもお世話になっちゃってるわけだから。
優はというとまだ頬を膨らませながら「エロいエロい」を連発している。
「なんか優がエロいとか言うと、本当にエロいって感じするよなぁ」
「え?」
「んーていうか、優の存在がエロい?」
「えぇ!?ひどっ!それが毎回宿題写させてあげてる幼なじみに対する言葉!?これからは一人でしてよね」
「嘘っ!機嫌直してくれって、優~」
プイとそっぽを向く素振りにヤバイと感じて、対面するように座ってた箇所から優の隣に移動した。
優はというと顔だけ俺と逆へ向けながら、楽しんでるような感じで言葉を続けた。
「許そうか許すまいか、どうしようかなぁ?」
「優~お願いだからさ~」
甘える様に優の肩にコテンと頭を乗せる。
優は明らかに怒ってはいない表情で、不機嫌そうなフリをしながら俺の頭をポンポンと叩いてくる。調子に乗ってスリスリしてるとベリッと引き剥がされてしまった。
何とか機嫌を直して貰おうと優の背後に回り、双肩に掌を乗せた。
そして――…
――もみもみ
「勉強しすぎで肩が凝ってるだろうから俺が肩揉みしてやるよ。いつも世話になってるから」
「へっ?」
喜んで貰おうとしていた肩揉みだけど優の様子がおかしかった。
ピクッと小さく身体を跳ねらせた後に、ぎゅっと自分の体を抱きしめる様にして身を揺らしながら笑い声をあげた。
「ひゃっ…くすぐったい…あはは、陸…肩揉みはもう平気っ、はは」
何故か俺は制止の声を聞く事をせずにもみもみと続けた。
優の身体はその擽りから逃れる様に身を捻らせたり、脚をバタつかせたりとしていた。
「もう止めてって…陸…っあはは…くすぐったいよ」
続→