親のこと | la vie en rose

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父が入院しました
 
 
これまでも何度か病気や怪我での入院はしたことがあります
 
入退院の手続きやお見舞い 通院の付きそいは
比較的自由な時間のある私がやってました
 
 
ここ3年ほどの通院もすべて私が同行してました
 
 
もちろん母の病院へもですが
 
 
 
一カ月に2度3度
通う病院に合わせて 送り迎えをし
本人に負担のない治療をしてもらうよう 主治医とも話してきました
 
なるべく 長く
元気で生きて欲しいと
それだけを思い 続けてきたのですが
とうとう 
父が救急で入院 
手術をしました
 
 
今は 病魔と闘っている父を見ていることしかできません
 
もっと早く気づけばよかったと
毎週 病院へ行っていて
何も気づかなかったのか?と
後悔ばかりです
 
 
 
せん妄の影響で チューブや点滴を抜いてしまうため
手にミトンを付けられています
 
子どもたちが幼いころ
遊びに行くと
毎回 握手をして「バイバイ またね」と言っていた父
 
今 病室に行くと私に握手を求めます
ミトンの手で
 
 
 
母は「ボクシングみたいだね~」と言って
父のミトンにシュッシュとカウンターを出してます
 
呆れたように笑う父
 
 
無理してでも
笑顔を作る父
 
 
「治るから大丈夫だよ!」
 
 
 
ミトンの手を合わせ
声にならない声で
「ありがとう ありがとう」と
何度も言う
 
 
 
 
「ありがとう」と言う方と言われる方では
どちらが幸せだと思いますか
 
母はありがとうと言ってくれたと
泣いていましたが
言われるより
言う方が幸せなんです
自分の命のともしびが消えかかっているとき
誰かに感謝できることは
その人の生き方がそういう生き方だったから