「劇場」にノックアウトされて
同じ「新潮」に掲載されていた
いしいしんじ書評・村上春樹「騎士団殺し」を読んでみた
書評というか解説っぽくもあるけれど
これを読んで「すぐに読んでみたい!」とは思わず
小難しい小説をさらに小難しく紹介しているような文章です
「騎士団殺し」は当然予約待ちなので
書架に並んでた本を借りてきてみました

これ 20代前半頃に読んだことがあります
当時は「パン屋襲撃」というタイトルだったような・・
おもしろい題名だったので読んでみたけど
正直よくわからなかった
その少し前に読んだ「ノルウェイの森」も
まったく感情移入することができす
何の感銘も受けることなく
淡々と文字を追っただけでした
きっと私自身の経験値が低いから
理解できないのだろう
もっと年齢を重ね いろいろと経験すれば解るときがくるに違いない
と思うことにしました
で
今回読んでみて
ん~やっぱり何かがち・が・う
感動がない
ただ「この世にあふれる呪い」についての文章は
あ~そういうことか と 妙に納得
呪いはいつかけられたのかわからず
その呪いの解き方もわからず
知らず知らずのうちに不幸に見舞われる
世の中のすべての人が
個人的に呪われて
個人的に呪う
なんだかね
村上春樹さんの文章はあくまでも他人事で
この身に降りかかってこないのです
そんなわけで
私はハルキストには成りえない
それに比較すると
又吉直樹の2編で
すっかり中毒になった私は
完全なるナオキストってとこでしょうか(笑)