予定日は6月。
現在妊娠6ヶ月。


「立ち会い出産
すべきか否か――。」


夫とそんな話をした。


夫は変人だ。
とっても自由人。


寝ちゃいかんだろう
普通眠れんだろう
という場面で平気で居眠りする。


立ち会い出産――。


夫いわく、
「寝てしまわないか心配」と言う。


ハイー(゜Д゜;)?


普通寝れんだろうよ?
妻が必死で陣痛に耐えてるんだよ?


まぁしかし夫ならありえる。
ウルトラアリエール。


(-_-;)


夫は、
「もし寝てしまったら、俺恨まれる?」
と恐れているらしい。


「寝たいから寝て何が悪い(`∀´)」
と言っていた頃に比べると、随分変人度が下がったもんだ。


A^_^;)


「インフォームドコンセントはきちんとしたからな!」


もし立ち会い出産中、もし寝てしまっても、きちんと前もって寝てしまう可能性を示唆したから許せということらしい…。


(-_-;)
「親(家族)の悪口と、名前を侮辱することだけは絶対にしてはならない」


小学校低学年くらいの時に、母だったか、学校の先生だったかが言ったのを覚えている。


家庭に関することには、皆沸点が低くなる。

自分を悪く言われる分には我慢できても、親の悪口は許せないものだ。

また、名前は親からの初めてのプレゼント。
名前を侮辱されるというのは、親を侮辱されるのと同じ。だから決して名前を侮辱してはならない――。




私の祖母はアルツハイマーだ。
夫の父もアルツハイマーだ。
祖母も父も、似たようなもの。

私の場合、私が主に祖母の介護をしていた時期もあるし、実家に帰った時は祖母を目の当たりにしている。

しかし夫は、実家には滅多に帰らないし、帰っても長居しない。義母も、息子には何も言わない。
だからか、自分の父の具合を全く分かっていない。
いや、分かりたくないのか。


夫の実家に帰って、義母と一緒に夕食を作った時、私は義父の具合を聞いた。

やはり祖母と同じで酷い状態で…、でも複雑な事情もあり、預けることも、愚痴を言うことも出来ない。


私は夫に、義母から聞いた義父の具合を話した。

しかし夫は信じない。
信じたくないんだろう。


事実を受け止めたくない気持ちは分かる。
私も祖母の時そうだった。

でも、私は受け止めざるをえない環境にいたし、嫌でも受け止め、アルツハイマーという悪魔と闘っている…。

夫の場合、ずっと事実から逃げられる環境にいた。
中高は寮に入っていたし、大学から一人暮らししてからは実家には滅多に帰らない。


――今の父の姿が見えていない。


見ようともしない。


私が何度義母から聞いた話をしても、毎回「そんなの知らない」と言う。


夫の中では、
私の祖母は“異常”。
自分の父は“正常”。



夫は、自分が一番。
自分以外の人間が何を考えているかなんて興味がない。

だから時にすごく差別的な発言もするし、軽率な発言もする。


それを悪いと思っていない。
悪いことと思えない。


そんな夫の一面をすごく恥ずかしく思うし、軽蔑さえしてしまう時もある。

他にどんないい所があろうと、その発言だけで全てを台無しにしてしまうような発言、態度――。


でも、なぜだろう。
夫を嫌いになれない…。
それどころか愛してる。



とはいえ、愛してるからといって、何でも許せるわけではない。


私は嫁いだ身で、夫の家族にはなったが、私を育ててくれた家族も大切に思ってる。


私の祖父、祖母、母、兄…。


侮辱されたら許せない。
愛する夫からであろうと。



寝起きの機嫌が極端に悪い夫。
毎朝散々悪態をつく。

しかし、仕事に行く前に、さらに機嫌を損ねないよう、腫れ物にさわるように、優しく優しく対応するんだ。

家計を稼いで来てくれることに感謝してる。
職場ではストレスも溜まるだろう。
だから家では出来る限りストレスを溜めないでほしい。


しかし――。

2月5日朝。
祖母を侮辱する発言をした。


自分の父は棚に上げて、「アルツハイマー」に関する侮辱的な発言をした。


――ふざけるな。お義父さんもじゃないか。


嫌味を言わずにはいれなかった。

「そうだね。大変なんだよね。

…お義父さんもね。」



夫はキレた。



怒鳴り、物を投げ、
自分の父を擁護し、父の様子など聞いていないと言い、さらに祖母の悪口を言い、私に悪態をつき、仕事に出た――。




「…お義父さんもね。」
たったこれだけでキレた夫。


自分はどれだけのことを言った?




こういうとこ――


大嫌い――。

大嫌い――。
この前少し実家に顔を出した。


私の実家と言えば…


今だから笑えたけど、数年前なら絶対笑えてなかったであろう発言をした夫。

そして今でも笑えない発言をした夫の話。


**********************

私は夫を愛してます…。
ムカツクけど(^-^;)

なので何でも褒め要素に思えてしまう。
「うちの子偉いの♪」
親ばかならぬ、妻ばか状態デス(^-^;)


褒めてのばす!これ鉄則。

しかし褒めてばかりいると調子に乗ります。鼻がグングンのびて天狗になります。のびる場所間違います。

のびた鼻はポッキリ折ります。たまに折るのに失敗して鼻が低くなり過ぎ、自信ない子ちゃんにさせてしまうことも( ̄▽ ̄;)


人をのばすって難しいですね。




ところで、私は常々夫に「命名が上手い!」と褒めて来ました。

夫はめーめーめーじん(命名名人)です。あくまで嫁の物差しでは…。




例えば、

友人のあだ名などは夫が言い出したのが定着することが多いです。

・ひろき→ピロ
・倉田 →グラタン
・黒木 →クロ→(女の子を弄んだのをきっかけに)グロ

などなど…。

「グロ」てゞ(-_-;)ォィ
可哀想なあだ名です。
でも確かにグロイ男ですから…(´_ゝ`)




妹さんのあだ名も酷いです。

「ゴリ」。
全然ゴリっぽくないのに!

可愛い妹だからこそ、逆に言えるんでしょうね。

可愛い可愛い妹。しかし、ゴリちゃんは高校の時に少し荒れてしまいました。グレちゃったんです。

それ以来、「グレゴリー」と呼んでいます
ゞ( ̄▽ ̄;)ォィ

でも確かにグレたゴリを表すにはピッタリ☆?



(※次の例は、汚いです。下ネタ嫌いな人は読まないでね。
下は下でもエロスなし。ある意味エロスの究極。

なので食事中の方も注意。お菓子好きな人も注意。)











…う○こネタです(-ω-*)



外でう○この話をしたい時に便利☆

・う○こ→ブリュレ
・下痢 →クリームブリュレ
・超下痢→ゲリマンダー

外でお尻具合を語りたい時にどうぞ。(え?語らない?)



そんなこんなで、夫は命名名人なのです☆(どこが?)



しかし私は褒め過ぎました。



夫に命名されたら、「グロ」や「ゴリ」など、少~し嫌~な名前になってしまう可能性が高い。そして定着率が高い。

夫のターゲットにならないよう注意です。


私は褒め過ぎていることに気付かず、夫は天狗ちゃんになっていました。


私の実家に夫と遊びに行った時のこと。
さらなる被害者が出てしまったのです…。


夫の前に、命名欲を掻き立てる人物が現れました。




私のおばあちゃん(ノ_・。)




おばあちゃんは、昔「小町(今で言うミス○○)」と言われた程綺麗な人。
さらに、手先が器用で性格も温厚。
自慢のおばあちゃん♪


しかし、アルツハイマーになってしまいました。
まさに頭の中はもう消しゴムで消されてしまっています。

家族にとってそれはとても辛く、アルツハイマーになった当初はこちらが発狂しそうでした。

アルツハイマーを患って、かれこれ7年経ち、今では対応策など考えた末、少し余裕が出来ました。



私達家族にとったら、今も「綺麗なおばあちゃん」なのですが、
はたから見たら「頭のおかしなおばあちゃん」なのです。



認めたくないけど確かにそうですね…。

綺麗な顔も筋肉が弛緩してしまったし(それでもまだ“孫フィルター”のせいか、美人だと思うけど)、
何よりあんなに温厚だった性格が壊れてしまいました。

すぐイライラし、なんでも壊そうとします。
「めんだるんじゃ――!!」(壊してやるという意味)
と叫び、物を投げます。





そこで夫の考えたあだ名は




「ボン・ばーちゃん」。




頭がボンバーしてる婆ちゃん。
名付けて「ボン・ばーちゃん」。

「ボンバー」と「ばーちゃん」をかけて「ボン・ばーちゃん」。





好きだから許せてしまうのかね。


うまい!と思ってしまいまった。
そして、そのあだ名は私の実家ですっかり定着した。


なんだか、まだ可愛らしい感じがするし、
敬遠して近寄らないよりは「ボン・ばーちゃん♪」と親しくしてくれるのは悪い気はしなかったんだよね。



7年前では洒落にならなかっただろうけど。



夫はさらに調子に乗り、私の実家メンバーを、


「ボンバー戦隊☆メンダルンジャー☆」と名付け、

おばあちゃんはもちろん「レッド」だと言い出す始末。

兄は「ブルー」
母は「グリーン」
私は「ピンク」
夫は「ブラック」

だそう。


しかし、私は嫁に行った身なのに、「家族だから」と実家メンバーに私達夫婦を入れて、
私を「メンダルンジャー・ピンク」
夫は「メンダルンジャー・ブラック」
と命名してくれたことに嬉しさもあった。



しかし、大好きなおばあちゃんを小バカにされたようで、ジワジワと腹が立つ。


「クロ」→「グロ」
「ゴリ」→「グレゴリー」と進化を遂げたように、


「ボン・ばーちゃん」 も進化してしまった時に悲劇は起こった。





進化した名は
「ボンババ」。





この進化に私はキレた。



ボンババだとぉぉ――凸(`皿´)
もう許さん!!



可愛らしさの欠片も見当たらない!

「何でもかんでも許されると思うなよッッ(`Д´メ)!」

ばーちゃんを侮辱すんな――!!



天狗になってる夫。
私の魂の叫びは届かない。


夫「ボンババ♪ボンババ♪」


ブッッッ殺す凸(`皿´メ)

この後、天狗っ鼻をボッキボキに折られ、しばらく夫は自信ない子ちゃんとして哀愁漂う姿で過ごしましたとさ。





…褒め過ぎは程々に。