今更だからPENTAX Qの楽しさを思い知る。 | 悪魔的暮らしの裏ワザと魅惑のアートと語学術

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こんばんは。

帰りにヨーグルトと牛乳を買ってきてくれと命ぜられたオヤジです。

もちろん食玩もついでに見てきました。

特に食玩については目ぼしい物はなかったです。






PENTAX Qとは


ペンタックスがかなり前に発売したレンズ交換式コンパクトデジカメです。

なんだ、コンデジかと言われると身も蓋もありません。

センサーサイズはコンデジでも、レンズ交換式でありローパスレスな妙にロマンあふれるガジェットです。

センサーサイズだけを考えれば小さいし写りだって一眼レフと比べれば雲泥の差があります。

でも小さなセンサーサイズのおかげで小さなボディを実現していますし、レンズ自体も小さくて軽いものに仕上がっています。

どこへ持って行っても邪魔にもならずに、使いたい時にサッと取り出せて最高の機動力です。

小さいボディは写真を気軽に撮ることを許してくれます。

わざわざ気構える必要もありませんし、気合を入れる必要もありません。

ゆるい気持ちでなにげない日常を写しこむのには最適なんです。

レンズ交換式というのも写真写りの幅を広げてくれます。

01の標準単焦点レンズと02の標準ズームレンズ。

この2つがあればPENTAX Qを扱うのに無理なく楽しめます。

更に03のFisheyeレンズです。

一眼レフタイプでFisheyeレンズを購入しようとすると最低でも数万円の出費になります。

でもPENTAX Qなら7千円前後で購入できます。

それも移りはそれなりに良いときています。

更に気軽に遊べるトイレンズの04と05がワイドと望遠単焦点としてラインナップされています。

そして06の本格的なF2.8通しの望遠ズームレンズ。

ボディが小さいのでF2.8通しの望遠ズームでも小型軽量なレンズとなり、小さいセンサーサイズながらも望遠端ではボケの写りも楽しめます。

07のキャップレンズは焦点距離は標準ですがトイレンズとして妙な写り方をする面白いレンズです。

フォーカスリングもないので本当に写すだけですが、これが本当に妙な写りで楽しいんです。

08はワイドズームレンズです。

これも一眼クラスでは大きく思いレンズとなりますが、PENTAX Qでは全然小型軽量のレンズで、Fisheyeとも違うすっきりとしてパースの効いた写りを楽しめます。

これでマクロレンズが揃ってくれたら良かったんですけど、ペンタックスとリコーが合併してQか撤退を決めたようですけどね。





マクロがないなら代用すれば良いのではないか


PENTAX Qにマクロレンズが無いっていうのは残念です。

でも無いなら代用すればいいだけの話。

以前、Vivitarの100mmF3.5のマクロレンズKマウントを購入しました。

そのレンズ、マクロレンズなのに接写レンズが付いてきます。

レンズプロテクターのようにレンズの全面にネジ止めするレンズです。

接写レンズをつけることで等倍マクロになるんですよ。

で、このレンズの径がφ49(だったかな)で、PENTAX Qの01と02と06レンズがφ40.5なのでステップアップリングをつけて接写レンズを取り付けることが出来るんです。

取り付ければ少しだけ最短撮影距離が短くなり、周辺のボケ具合も良くなります。

これで簡易マクロの出来上がり。

かなり寄れるので、何気ない対象物を撮っても楽しくなってしまいます。

小さなボディでマクロが撮れるって本当に楽しいですよ。

軽いから手ブレも少ないし、本体で手ブレ補正効くしね。

よくトミカを接写で撮って遊んでます。






コンデジならではの悩み


コンデジは軽くて小さいからコンデジです。

軽くて小さくするために何を犠牲にするかといえばバッテリーですね。

PENTAX Qもバッテリーが弱点なんです。

感覚的にバッテリーの持ちはかなり短いですよ。

だからわたしはバッテリーの予備をひとつ買っておきました。

写真だけなら1日なんとかもちますが、動画を撮るようなら間違いなく1日もちません。

バッテリーを2個持っていたとしても、動画を撮っていたら1日はもたないでしょう。

だからわたしは動画を撮るときはスマホでとって、写真はPENTAX Qで撮るようにしています。

小さいボディでレンズ交換できるシステムは楽しいカメラライフにしてくれますからね。



おしまい。