オートキャンプ那珂川ステーション | ぴーかん道中記

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人生ラインをユラユラとっと~

マタ・タビ



[カブと合流]


”キャンプしてーな”と思いながら時間に流されて2年ほど経ち、トモダチとの休みの都合もついてついに出撃と相成ることに。

そしてこれまたいつかやろうと話してたカブ旅を!ヽ(゚◇゚ )ノ
(オレが一方的に決定した感もありますが・・)

とにもかくにも舞台の栃木県へ向かうことになりました。
久々のキャンプ、トモダチとの珍道中がはじまります。



ちょこちょこと車やバイクで観光はしてましたが、キャンプ道具積んだカブで向かうのはなかなかシンドイものです。
何がシンドイって、バランスが崩れやすいフラツク荷物ですごい前のめりなポジション走らない止まらないサイドスタンドだけだと倒れる給油メンドイって所ですな。
逆に何がいいって言えば、まぁ全部いいです。
説明が面倒ってわけでなくもう結構というわけでもなく、カブで走る事が楽しいという矛盾に満ちたポジティブな答えなのであります。燃費いいしね。
まぁ火星人っぽいトモダチは次はカブでこないとホザイテマシタガ。。


数々の追い越し(される)そして一服、遅いトラックの妨害仕方なく一服、道に迷う取り敢えず一服、疲れたから一服を経て、約束の時間に30分ほど遅れて普通に登場すると、すでにトモダチはいました。当たり前です。

マタ・タビ

荷物のがカブよりデカイんじゃねーかって感じの右側カブがオレカブです。

トモダチは遅れたオレに対して何か罰ゲームをさせようと画策していましたが、これより一ヶ月前のツーリングで激しく遅刻してきたこの火星人♂をオレは忘れていませんでした。
そしてあっさり脳思考でオレが上回り帳消しに成功。
ちなみに前回の火星人遅刻騒ぎの時は、罰ゲームを考案し火星人へ要求。
その内容とは
①みちの駅のトイレ(小便器)で自○。オヤジの隣でがモアベター
②トイレの外側の壁に向かって頭を壁に置き○慰。
③食堂のオバちゃんへ求婚。
という、非常に低レベルな内容です。

もっとも行うには非常に高レベルであり、一緒にいるオレも変態と思われる可能性があり、優しきオレは免除を許しました。




合流したみちの駅でメシを食い、ゆったり気分でコーヒーを飲みながら火星人と語らいます。
なにやらデッカイ滑り台があり、子供に混じって火星人が落ちてきたら笑えると思い
「子供おしのけて逆さに滑ってこい。撮ってやる」
と笑顔で伝えたのですが承諾しません。大人たちに捕まる火星人をロズウェル事件のようにさらしたかったのですが・・・。
とりあえず、テントを張って落ち着きたいねという部分だけ話が合ったので、今回の目的地 那珂川ステーションへいよいよ向かうことに。

カーナビを聞きながら道を間違えつつ、Uターンを繰り返す度にちょこちょこついてくる火星人をミラー越しに、オレは微笑ましく思いました。
なんせ、一昔前はUターンの度に消えてなくなり、少し戻ると地べたに転がり動かくなったり(ピクピクはしてた)、知らないオバちゃんに助け起こされたり(泣き顔だった)と、Uターンでよく消える奴だったのです。(よく血だるまになってた)
それが今では、したり顔で煽ってくるふざけた顔の火星人へと成長したので
”やったな。火星人”
とオレは思うわけです。

とか考えながら、さらに2回ほど道を間違えつつ、目的地へ到着。
胸が高鳴ります。



[火星人の初体験]




マタ・タビ

(この立派なテントはオレのじゃありません)



サクッと手続きを終え、設置場所を定めんと進みます。
なるほどなるほど、川沿いの雰囲気のよいキャンプ場です。傾斜部分も少なくて設置しやすそうです。入り口付近にトイレと炊事場が一箇所あるだけなので、利便性を考えるとあまり奥へ行かないほうがいいかも。

ワレワレは静けさを求めているので(主にオレが)奥に進みます。
川近くは人多そうなので、林側の木の傍で落ち着こうと場所を決めると、きちゃった雨が。

呆然と濡れながら立ちすくんでると(オレ)、イソイソと火星人♂空き巣に入られて洋物エロビのみ全滅で泣くがテントの準備を始めていました。
マタ・タビ

こやつは今回が人生初キャンプ、テントも新品初立ていきなりの洗礼。無言な姿勢に若干の威圧を感じます。
思えばオレの初キャンプは北海道でやはり雨。無言の火星人と当時の姿が重なります。
どっちが雨男なのでしょう。


オレのちっさいテントの前室を作ってみようとレジャーシートを持ってきてたので、それを木々へ結びつけてタープ代わりとし、その下へテント設営。
すると何も喋らずテントを立てていた火星人が一仕事終えた顔で、タープへ潜りこんできてひとまずホッ(≡^∇^≡)と一息。

マタ・タビ


インスタントコーヒーを二人分作り、しばし休憩。
テントを張り終えると雨も上がり、コノヤロー雨と思いながらも安堵しました。


今回のキャンプで、初投入すべく購入したユニフレームの焚き火台を組み立て眺めると自然と笑みが浮かびます。
なんとも美しい~ヾ(@°▽°@)ノ
マタ・タビ

予定では、モウモウとキャンプファイアーを行い遅刻した火星人♂生まれたての状態を火の回りで踊り狂わす予定でしたが、遅刻をしたのがオレである以上口には出せません。



[雨と焚き火]




近くのスーパーで食料を調達し、マキも調達できたので、いよいよビールをプシューッと始めます。マジヾ(@^(∞)^@)ノ極楽
その頃には時間も16時を回っていたので、そろそろメシの用意をしようかと提案しましたが、火星人は
”まぁまぁ、もっとユッタリしないと”
と生意気な顔でたしなめてきやがります。

15年来の友人ですが、たまにデコピンしたくなります。

でもまぁ念願のカブキャンプ、ロケーションも中々の按配。
もう少しユッタリしようかと同意したのが、ミスの始まりでした。

17時過ぎ:火、熾し始めます。暗くなってきました。
18時過ぎ:炭に火がつきました。真っ暗です。
      調理に悪戦苦闘
普通大したことないように思える事でしょう。
ランタンという物があるのですから。
ところが我々はちゃんとしたランタンというものを持ってきておらず、手探り状態です。
ハンドライト片手になんとか調理を進めながら、”火星人の案に乗らなければ・・”と不覚な自分を責めます。
マタ・タビ

この時点でもう暗ぇし(笑


メニューは
オレ:BBQ
   鳥肉のホイル焼き
   豚の味噌炒め
   
火星人:キノコのホイル焼き
    鮭のホイル焼き
    ピーナッツ
マタ・タビ
マタ・タビ



豪勢な呑み会になりました。
材料買いすぎて、何度も投入しているうちに腹がしこたまいっぱいになってて、喋るのがおっくうになるほどの満足感。
野外で食うメシや酒は不思議とウマイもんです。
話も弾むもんです。
(途中火星人♂エステマに轢かれた経験有はクダマキ星人に変化してましたが)



そして焚き火へGO!
マタ・タビ


妖艶な炎に胸を躍らせ、酒をかっ食らい、スッと脇を見ると、火星人がキモい感じでうずくまって寝てました。
一度だけ”風邪引くぞ、テントで寝ろ”と言い、オレはすぐさま焚き火の虜にもどりました。


久々のキャンプはとても新鮮でまた楽しいものでしたが、星空に巡りあわなかったことは至極残念。
また来る口実ができました。

夜が更けると雨が降り始め、しかも結構な激しさ。
なんとしても焚き火の炎を消してなるものかと、バイクで使っている台座を屋根がわりにかかげる。すぐ手が疲れる。降ろして呑む。またかかげる。
そんなんを繰り返していると面倒になり、方っておくことにしました。

雨の夜もオツな呑み景色です。
火星人はいつのまにかテントに行ったようで、イスにはいません。星に帰ったかな。

ふと焚き火台に目をやると、おおおっキエテなーい。
種火がしっかり残ってると、上に置いたマキが屋根代わりで消えないようですな。しかもすごい勢いで屋根代わりのマキを乾かしているようで、そのうちマキにも火が付きはじめました。
さらにマキを投入し、雨の中の焚き火を始めます。
至極オツなもんです。

2時ぐらいまでウダウダと日本酒をあおって焚き火パチパチ、カリカリとピーナッツを食べているとさすがに眠くなりました。
テントの中へ潜り込むと、スゥーッと眠りに入りました。
暗闇の中で、延長を目論むオレがいました。









[別れと一人プレイ]



マタ・タビ


朝です。
昨夜2時に寝て、朝日で5時過ぎに起こされました。
なるほど、ミンナ早く寝るのはこのためかと気づきました。
ミンナいい子なのかと思っちゃいました。

とりあえず再度寝袋被って寝てみます。
2度目は6時過ぎぐらいに目が覚めました。なにやら表でゴソゴソ音がします。
オレは以前北海道キャンプで獣の襲撃を受けた事があり、テントの壁で「シギャーッ」と鳴かれ、体が硬直したことがあります。
意を決してテントのチャックを空けて外へ躍り出ると、カラスでした。
いやいや、カラスもかなりの凶暴性を秘めてますぞ。正体が知れてからもビビりましたもん。
原因は晩酌のツマミのカールのおじさんでした。出しっぱでした。。。

そんな事があったので、今回のガサゴソ音もまたカラスか、はたまた他の獣か、まさか熊!
と、おそるおそるチャックを開けてみると、ただの見馴れた火星人♂でした。(まぁ獣ではある)
つまらないオチです。せめて黒タイツでもつけてラジオ体操ぐらいしときゃいいのに。。変態こそ奴の生きる道なのですから。


ひとまずコーヒーを入れ、静けさと霧と寒さの中で一服いれました。
焚き火台に目をやると、いい感じまで燃えたようでした。
マタ・タビ


あの結構な雨の中ここまで燃えれば十分。アメニモマケズが実証できたのです。

一服いれながら、昨夜の考えがまとまります。

オレ:「昨日考えたんだけどさ、雨でテント濡れたまんまだしもう一泊するわ」
火星人:「え、もう一泊すんの!?」
オレ:「うん、明日も会社休みだし、天気も晴れるみたいだからさ。」
火星人:「え、もう一泊すんの!?」
オレ:「うん、休みだからな、ゆっくりしていくよ」
火星人:「一人で泊まんの!?」

IC一個分の知能しかない火星人相手では会話が成り立ちません。
腹押せばしゃべる人形みたいなものなのです。



というわけで、予定外ですがもう一泊ソロプレイに走ろうと管理人に連絡入れて1500円払って、スタートをきりました。

とりあえずオレは腹が減ったのでインスタントラーメンを作り始め、火星人は眠いらしくテントに戻り、各々思い思いの自由なスタンスを貫きます。
マタ・タビ


なんつうか、慣れてないせいか、火をつけるだけで新鮮で楽しい気分。どっかの原住民のようにウホウホと踊りだしそうです。
味噌ラーメン5コパックのうち二つを火にかけてウホウホ待ちます。
出来上がりは火にかけてるので当たり前ですが、ホッカホッカ、ウホウホ食べると体が冷えてることに気づきました。
ただのインスタントラーメンがこれだけウマイとは不思議なもんですなぁ。


朝飯食うと急に落ち着きがやってきたので、イスにこしかけて一服することに。
周りを眺めると、パラパラと雨は降ってますが景色はしっとりとしたいい感じです。
まわりが栗の木らしく、たまにボドッ!と落ちてきてビクッとしますが。。


2時間ほど経つと、火星人が移動ルックにすっかり着替えてテントから出てきました。
火星人は翌日が仕事なので、帰らなければならないのです。
片付けをする前にカップラーメンを喰うというので、その間オレは夕べの片付けをすることにしました。
このとき何かが足りないことに気づきます。そう、食器洗い洗剤です。
これにはまいった。スポンジはあったので、水つけてコスったんですが洗った後もヌルヌルしててダメーです。
いい教訓になりました。
仕方がないので早々に引き上げてテントに戻ると、火星人がカップラーメンをウホウホ喰ってました。
まぁ気持ちは分かります。

メシを平らげたあとは川を眺めながら、次回の算段。
安いし居心地もいいので、またここにしようが大体をおさえました。
ただ期日が年内はもうムリとのことで、来年の春にしようと約束。だいぶ先ですが、楽しみができました。


ウダウダしてるともう10時まわってるとの事で、火星人は帰り支度を始めます。


マタ・タビ

来たときと画像のタッチが変わらないのがウケル。
まぁ行きも雨、帰りも雨でしたからねぇ。

持ってきたけど結局炊かなかったという米2合(炊けーー!)をオレに託して、彼は火星に帰ってゆきました。
途中血だるまにならないことを祈ります。アーメン

相変わらずコイツとの旅は暇ができなくていいもんです。
来年の春が非常に楽しみです。

こっから、オレのソロ。初ソロ。一人プレイの始まりです。