夫と離婚したということは


当然あちら両親ともご縁がなくなったわけで


それはもうホッとした。


義両親はわたしにはとても手に余る人たちだったから。










元ダンナの両親に介護が必要になった時


必ずわたしにその役目が回ってきた。


結婚してる限り


どんなに縁を切ったって


長男である元ダンナの携帯に1番に連絡が入るから


知らないフリもしていられない。


『長男』というのは絶対的な存在だから。



すでに家は売却され


賃貸でマンションに住んでた義両親。


跡継ぎとか…相続とか…


そんなのはもう何も残ってなかったのに…


元ダンナも自分が長男だからという責任は常に感じていた。


最後は自分がなんとかしなきゃと思っていたようだ。


(思うことと行動することは全く違う笑い泣き)


必然的に


『長男の嫁』というのも最強の立場だった。


ダンナと連絡取れない時はわたしに連絡が来た。


当時、わたしにできることはやったけど


元ダンナはわたしが義両親の世話をするのを当然と思っていた。



お義母さんが脊柱管狭窄症で動けなくなって


まさに仕事に行こうとしていたわたしに連絡があった時


当然わたしは職場に連絡して


遅れるか…間に合わなければ休むと伝えた。


忙しい時で職場は困ったことだろう。


お義母さんは玄関でわたしを待っていて


車で連れて行った。


レントゲン撮る時は大騒ぎで滝汗


「◯◯子さーんガーン お願ーい! 手伝ってちょうだい!」


診察室から大きな声で呼ばれた滝汗


ズボンや下着が脱げないらしい滝汗


いったい何枚下着を履いてるんだろう…笑い泣き


何枚も何枚も脱がせた笑い泣き


そして…終わったら…


何枚も何枚も履かせたチーン


2時間くらいかかって診察が終わって


自宅に連れて帰って昼食を食べさせて…


やっぱり仕事には間に合わず…


でもお義母さんの役に立てたなら…


と思い直して帰宅した。


夜、ダンナが帰ってきて報告したら


「それでオカンは大丈夫なの?」


「なら、良かった」


真顔


…まあ、よかったけど…



次の仕事が休みの時に


またお義母さんを病院に連れて行った。


ダンナの反応は同じ。



この時に確信した。


きっと義両親が歳を取って


介護が必要になった時


わたしは問答無用に1人で2人の介護をするんだ。


ダンナに感謝されることもなく


義両親に感謝されることもなく。



「大変だね…」と言ってくれたのは


娘2人だけだった。



なんで嫁って


自分の親の介護もダンナの親の介護もするんだろう。


介護って夫は免除されるの?


仕事してると介護しなくてもいいの?


嫁のパートは仕事じゃないの?


嫁が1番時間があるから義両親の面倒をみるの?


時間って自分で作るものだよね。


ただ


ダンナは時間がなかったわけでもなく


(実際、浮気する時間があったんだからむかっ)


いつも仕事だからと言い訳してたけど


面倒なことをしたくなかったんじゃないのかな…


自分の親なのにね…



結婚って男の人はいいよね。


自分の子どもが生まれて喜びはするけど


自分が育てなくても大きくなる。


親戚付き合いは面倒だけど嫁がやってくれる。


嫁の親は病気になっても死んでも何もしない。


病院の手配もお寺や法事の手配も


嫁がやるから呼ばれたら行くだけ。


自分の親も嫁が面倒みてくれるから何もしない。


いろいろ考えなくていい。


自分の親に会う日にちも渡す小遣いも


嫁が段取りつけてくれるから


実家に行って「ありがとねー」と言われればいい。


結婚したら夫はなんだかいい息子になってる。





元ダンナは義両親と同居してる。


弟妹がいるんだから3人で頑張ってください。



わたしは離婚して


心穏やかな生活を手に入れた。