やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATION Ver.A -30ページ目

やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

夕焼けに染まる

巨大な入道雲

暑い夏の大気を巻き上げて

どんどん大きくなってゆく

いつの間にか

空は梅雨空から

真夏の様子

この雲も

激しい雷雨とともに

少しは昼の温度を

下げてくれるかな



やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

初夏の香り

水田を渡る風は

少しだけ涼しさを運んでくる

雨の季節のなかだけど

雲のない日は

身を焦がす


昼下がり

突如空を覆う

積乱雲

大きな雷鳴と共に

大粒の雨音をたてる




やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

昼間の熱を

たっぷり抱えた

アスファルト

雨をはじき

小さな流れをつくりだす。


地上の熱を受けて

再び天に上る
水蒸気

こうしてまた

何処かであめをふらすのだろうか?



やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

北国からの贈り物

甘酸っぱい

初恋の味


ほら、一つ

口の中ではじける果実

ほら、もう一つ

きっと心も癒してくれるよ

甘くて酸っぱい

キスの味


ほら、きっと思い出す

夏の太陽が焦がす前の
君の微笑み

ほら、きっと憶えてる

夕立の傘の下
寄り添う気持ち

ほんのり甘い
思い出の味



やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

憂鬱な季節

長雨で湿った土から

沢山の水を吸って

大きく開く薄紫のガクを開く

紫陽花


やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

美しい花

でも本当は花は退化して
がくが進化した飾り花

知っていた?
紫陽花には

毒があるの
・・・

アントシアニン

アミグダリン

グリコシド

哺乳類は
葉っぱや、根を食べてはいけないの

ちょっと綺麗だけれどね


やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

初夏の昼下がり

草むらから現れた

小さな大地の使者


日本金蛇
「ニホンカナヘビ」
この国の固有種

美しい鱗
体側の線は
遺伝か?
地域性か?

珍しい斑模様

・・・・

かつて
巨大な体で地上を支配した

あの化石も
このような個体差を
持っていたのだろうか

太古への
思いに
心が満たされてゆく