やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATION Ver.A -28ページ目
夏のおわり
少しうつむいた
向日葵の花が
少し悲しげに揺れれています
さよなら夏の日
吹き渡る風は
まだ太陽の熱をはらんでいるけれど
先に行くよ
明日の命を守るため
次の夏も
また逢えるように
だから悲しくないよ
少し寂しいだけ
それは真夏の夜の夢
昼間は機械(マシーン)の轟音が駆け抜ける場所
天空に広がる炎の花
少し低い位置から見つめる
お月様
天界の魂を迎える様に
人々の歓喜の声が聞こえる
真夏の夜の夢
ツユクサ
青く可憐な花
柔らかな朝の光を浴びて
咲き誇る
けれど・・・
ごめんな
君はこれから雑草として
この場所から排除しなければいけない
君たちは
強いからきっと残された
断片から再生するかもしれないけれど
一先ず さようなら
勝手だけど
最後に君の姿を残すよ
・・・・
そして
娘が植えたアサガオは
一度盛りを過ぎて少し元気をなくしていた
けれど
大切に守った新しい芽が
再び薄紫色の花を
開き
朝日を浴びている。
捨てられる花
守られる花
・・・・
それぞれの命
それぞれの地球
稲が植えられなかった
田に水が張られていた
水の温度を調節するためか
単純に大雨によるものか?
そこへ漆黒のカラスがやってきた
カラスは水が嫌い
と思い込んでいたのは
風呂嫌いの子供に向かって
烏の行水なんて
云われていたことが
頭にあるからだろうか?
昨日の大雨から一転
綺麗な青空であったが
水面にはまだ雨をもたらす
高い雲が反射していた。
カラスは水を恐れるどころか
水中にくちばしを刺して
何かをついばんでいた
さて カラスさん なのを食べているのかな?
夕闇に咲く電飾の華
時を告げる花びらの光
ここはみらい
港町
いつもは眩いこの華も
今年は少し優しい色
眠らない街も
少しお休み

