やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATION Ver.A -27ページ目
ギアボックスの後方に
スターターが取り付けられ
やや長めのクランキング
最近は化石燃料の代わりに使われる
エタノールを吸気口からのAIRと共に
シリンダの中へ
爆発的なエネルギーと共に
サイレンサーでは抑えきれない
爆音が響く
どよめくオーディエンス
物陰で集中する ドライバー
あわただしく動くメカニック
いまだ激しく照りつける太陽と
少し乾いた風
お世辞にも楽な娯楽とは言えない
でも何故か惹かれる
何故か見せられる
そこは機械と人間が一体となって
高みを目指す場所
6500万年の昔
アジアで多様化した
肉食獣は
大陸の融合で
アメリカ最強の存在になった。
巨大な角をもつもの
鎧で身を守るものも・・・
その鋭い牙にひれ伏した
でもそれは
ほんの300万年の
王位
やがて運命の星が
空から落ちて
はかなくもその時は
永遠に閉ざされた
いつか
僕たちの未来も
星に断罪されるだろうか?
今宵は
中秋の名月
日が暮れる前には
東の空に
美しい姿を現すであろう
お月様
地上の事など
我関せずと
全ての人々・・・
いや地上のすべてを
その優しい光で照らすだろう
願わくば
意地悪な雲が
ヤキモチをやいて
その光を遮る事の無きよう。。。
月明かり
古城の側を一人歩く
水面に移る泡沫の夢
遠い昔の忘れ物
古の痕跡だけが語りかける
今は昔の物語
そこは
夢 と 冒険の国
時を忘れ
日が暮れても 遊び足りない
現代の竜宮
それは呪いか、魔法か
・・・・
可愛いネズミに
誘われ闇夜に浮かぶ
白亜の宮殿
ガラスの靴の伝説も
いつしか
淡い夢の中
子供たちの寝息のなかに
溶けてゆく

