やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATION Ver.A -17ページ目
筋状の雲間から
金色の淑女
段々濃くなる
雲のベール
昼間の暑さも忘れ
湿気をはらんでいても
少し冷えた夜風は心地よく
僕の心を癒す
宵の口
望遠レンズの中では
時折
蝙蝠が小さな翼で
月の前を横切る
地球に生まれた命
僕も
君も
翡翠【カワセミ】
池の周りに置かれた岩の上
碧い絵具をこぼした様な
鮮やかな色
遠くからは
気づくのが難しいほど
・・・
雀ほどの小さな体
今まで
この公園で目撃情報がある事は知っていたけれど
お目にかかるのは初めてです
こんにちは鳥さん
また逢いに来ます。
雨の日は嫌い?
でもね
雨の日にしか出会えない景色もあるよね
だから
雨具を用意して
小雨の中出かけた。
けれど
風に千切れた雲の隙間から
いつしか碧い空が
・・・・
太陽を覆う雲と空の境界は
にじいろに輝いていた
そう
雨上がりの空も
地球の一瞬は
美しさで満ちている
ぼくらの進化は止まらない
イマジネーションは
いつか形になり
空を
海を
そして山を切り開いて行く
天敵から逃れるため
究極に進化した
カモシカのように
きりたった崖を
大きな岩を飛び越え
雨水の落ちる沢を駆け抜ける
大自然との融合
二つの車輪
究極のバランス
美しい自然の中で
改めて思う
宵の口
薄曇りの中浮かぶ満月
いびつで不完全な姿
それは
地球が落とした影
今宵ばかりは
多くの人がこの月を
眺めているだろう
月と太陽と地球が
連なる姿
いつか星の海から
眺める日が来るだろうか
?
想像してほしい
大宇宙の神秘
大自然の驚異
思い出してほしい
僕らが
この美しい世界の
一部である事

