相手が言ってること、した事を、
一度ちゃんとしっかり受けてますか?
「これやっと来ました。」
「あっちもやっといてー」
「こういうことがあったんですー」
「そういえば、これなんだけどさ」
「こういうことがあって、こうでこうでどうしても明日は…」
「あ、○○さんは来れる?」
「指示のあったこれとこれ、終わりました」
「指示されてないこれもやれたら良かったねー」
ありがちな仕事内での先輩と後輩(または上司部下)
の会話ですが、実はここに落とし穴が有ります。
後輩の話に、きちんと相槌や返事ができていません。
そうすると、上司は何気無くても、部下の中には
「ちゃんと聞いてもらえてない」
「流された…」
「無視?」
「怒ってるのかも」
など、いろんな妄想をするタイプがいます。
そして、そんな何気無いことが
積もり積もって、
悩んだり鬱になったり、
辞めたり、愛想をつかされたり、
一揆が起こったり(笑)するんです。
いくら面倒でも、どーでもよくても、
しっかり先ずは受けることが必要。
誤解や妄想を起こさない対応も
リテンション(スタッフ維持))には
大事なことです。
特に、仕事が早い人、できる人
は自分の中で納得し、
先に先に頭が進み
言葉が飛ぶ人や、
スピード重視で多少の荒さも、
当たり前でクセのようになってる人も
多いです。
自分の部下や後輩が、
全く余計で変な誤解や
落ち込みをしない為にも、
「あの人のせいで鬱病になった・・」
なんて意味不明の汚名を着せられないためにも
先輩や上司の方も気をつける必要があるんです。
「これやっと来ました。」
×「あっちもやっといてー」
○「ありがとう(^-^) 助かったー、
あ、もし時間大丈夫なら、
あっちもやっといてくれるかな?ありがとう!」
「こういうことがあったんですー」
×「そういえば、これなんだけどさ」
○「そうなんだ、そんなに大変だったのに
頑張ってくれたんだねー(´・_・`)
おかげですごく助かったよー。
ありがとー、よくがんばったね。
大変かも知れないけど、実はさこれなんだけど…」
「こういうことがあって、こうでこうでどうしても明日は…」
×「あ、○○さんは来れる?」
○「そうかー、それは残念だな~。
でもしょうがないね・・
じゃあ、○○さんはどうなんだろう・・」
「指示のあったこれとこれ、終わりました」
×「指示されてないこれもやれたら良かったねー」
○「ありがとう~!うん、全部出来てるね。
とっても助かったよ~。ありがとう~。
○○さん、もう、あなたなら指示以上のこの辺まで
気に出来るようになったと思うよ。
今度は気にして見てよ!(*^-^*)」
めんどくさい?
そうですね・・
でも、ある意味「たったそれだけ」で
部下はモチベーションを上げ、
あなたを好きになり
もっとがんばってくれます。
めんどくさがって、適当な対応をし
後で厄介なことになるより
用心だけじゃなく相手の意欲も上げられて
すごくがんばりたくなる対応なのですから、
マイナスにならないだけじゃなく、
大きくプラスになる
「上司や先輩の役目」であることを
忘れないで下さいね。
石井美鈴
一般社団法人協創育機構
http://kyosoiku.jp
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