加藤 翼 | リフレクションペーパー

加藤 翼

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 今回は、最後のdevelopment liveであったが、私にとってはとても興味深い内容であった。

 プロジェクトというと、何か大きな事のように思えるが、(確かに大きいものもあるが)実際には存在する明確な問題に対して、計画、実行、評価する(PDC)というサイクルの中で解決を図ろうとすることがプロジェクトであり、これは何かしらの問題を解決しようとするときに必要なプロセスである。大掛かりなものだけではなく、このプロセスを踏むものをプロジェクトと呼ぶならば、身の回りにもプロジェクトと呼べるものは多く存在していくことがわかる。

 そして、途上国に対してのプロジェクトには、途上国政府や、国連、大使館、企業、コンサルタント、発注者など、さまざまな機関や媒体や人が存在し、プロジェクトをうまく回すためには、これらの媒体がそれぞれ与えられた役割を理解することが必要であるということだった。物事がうまく回るためには、このようにそれぞれに与えられた機能を担い、それぞれが自らに与えられた役割を果たすことが必要であり、結果的に大きなプロジェクトを成し遂げることができるのである。これは先の身近なプロジェクトにしても同じことだと思う。

 また、岡部様がものを作る側のハードのエンジニアから、ソフトの方のコンサルタントに転職された理由を聞いて、私も開発コンサルタントという職業に魅力を感じた。岡部様は、開発コンサルタントについて、人と人とが直接触れ合うことができ、人が変わってゆくプロセスがそこにはあるのだとおっしゃっていた。それはハードのエンジニアをされていた時では感じられなかったものであり、やはり人と触れ合うことで相手に何かしらの影響を与えられる職業ほどやりがいを感じられるものはないだろうと思う。

 開発コンサルタントとして途上国に対してすることは、決して途上国を立ち上げるということではなく、相手工のニーズに合わせて手を添える形で援助することが大事だと私は受け取った。援助が終わってもプロジェクトが継続していくためには現地住民の自主性を尊重し、見守ることが大切である。これは、何も開発コンサルタントだけに求められることではなく、教育者として必要なことだと思った。

 今回、岡部様のご講演を聞いて、開発コンサルタントという職業の様々な魅力に触れることができた。遠いところまでお越しいただいた岡部様に感謝申し上げたい。また、5回の授業の中で様々な方をゲストとしてお呼びくださったモモに感謝したい。そして、このdevelopment live で学んできた『開発』とは何かをもう一度整理していきたいと思う。