宮﨑明日香 | リフレクションペーパー

宮﨑明日香

W5104013L  宮﨑明日香

 まずはじめに、岡部様、タイから帰国直後でお忙しい中、お越しいただきありがとうございました。社長という立場にある岡部様のお話は、まだ社会へ出る以前の成長過程にある私たちも持つべき意識など、とても身近な話を聞くことができました。 

私たちからの質問にお答えいただく際、私が一番嬉しく感じたのは、岡部様が自ら、自分の会社の失敗をお話していくださったことで、開発コンサルティング業界の生の声を聞くことができたことでした。世界では欧米が先駆けて活動し、それに比べて日本の市場のシェアが低いことの例に、岡部様は自分の会社のショートリストされなかったことを出してお話してくださいました。その際、日本は専門性や技術面では優れていても、カザフスタンでのプロジェクトでは地域性や言葉の問題において、欧米に比べて見劣りしていたために採用してもらえなかったとおっしゃっていました。さらに、岡部様がおっしゃるように、日本はアメリカとともに出資金は多く出しているのだから、日本の立場からしてみれば金額面を多少は考慮してほしいところだと感じました。しかし、お金を出しているからと言って、そのことが有利不利という事項にかかわってはならないと思いました。よく考えてみると、もしもお金の出資額などが考慮され、プロジェクトが採用されてしまった場合、そのプロジェクトの正当性が疑われることになると考えられます。以前から、日本はお金だけだと他国から言われていますが、それに対して国内では、金額を出しているのだから、もっと地位や立場が確立されてもいいのではないかという声が聞かれます。金額が多いという事実があるにしろ、日本の開発コンサルタント企業が市場でシェアを広げるには、やはりそれ以外の内容からでも、きちんと実力を発揮できるようにならなければならないのだと思いました。また、日本ではODAJBICに頼り、なかなか日本の開発コンサルタント企業のシェア率が低いといわれている現実を知りませんでした。そのことについて、岡部様は日本の開発コンサルタント業界では、プランを立てる上でただ働きになってしまっている部分が多くあることなどから、積極的にならない理由の一つであるが、その分のお金が支給されなくとも積極的にやっていくべきだし、官民一体になっていかないと日本の開発コンサルタントは成長しないというお話でした。このことからも、日本ではまだまだ民間と政府との間に大きな溝が感じられると思いました。


岡部様は、ハード面のお仕事であった以前の立場から、ソフト面でプロセス重視の人と関わることの喜びを得ることの仕事を選び、“開発”という言葉の捉え方は人によってそれぞれ異なるけれど、受益者の役に立つこと、人がHAPPYになるためにやっているとおっしゃっていました。岡部様は、常にわかりやすく話をすること、人に伝えることを心がけているとおっしゃっていて、実際に私たちへの講演は私たちにとって身近な例題(ダイエット)を出してお話をしてくださいました。そのことにより、親しみがわいて、身近な方だと思えました。どんなに実力があろうとも、どのような立場においても、立場を変えて物事をみることは大事なのだと実感しました。


最後に。私は、developmentライブ!しか受講していないけれど、単に大学生活を送っているだけでは経験できない多くのことを得ることができました。モモは、高校生の延長上にあった私たちを、この授業の中で一から指導していただいき、未熟な私たち学生を鍛えてくださいました。今度は、形としてまた態度に表して、モモにも見せていけたらと思います。この授業の中において、5人もの立場の違う実務者の方々をお呼びしていただき、貴重なお話を聞く機会を設けていただきました。モモ、本当にありがとうござました。