沼尾 咲絵 | リフレクションペーパー

沼尾 咲絵

05W2116011G 沼尾咲絵

まず、お忙しい中、私たちのためにご講演をしてくださった岡部様、また、岡部様とわたしたちにこのようなすばらしい出会いのチャンスを下さったモモに感謝いたします。

わたしが岡部様のお言葉の中でもっとも印象的であったのは「要は、いかに現場で泣いたかということです。」というものであった。その言葉ひとつに、岡部様の「開発コンサルタント」としての情熱と、自信があふれていた。人が「変わる」ということ、またそれに携わることが自分の「喜び」であると語った岡部様は、”development”の学びの途中にある自分、また人生の途中にある自分にとって、とてもまぶしい存在であった。わたしはずっと思ってきた。「早く自分にとっての『開発』の意味を見つけたい」「早く自分にとっての『人生』の確かな目標をみつけたい」と。それらは依然、曖昧なままであるが、今回岡部様のお話を聞き、そんなわたしの中にひとつの変化があった。それは「焦る必要などない」ということである。岡部様の人生そのもの、また岡部様のお言葉一つ一つがそのことを示していた。大切なのは「今」、「何」を考え「何」をするかということだろう。「将来のため」ではなく「今」の自分自身のための「今」に貪欲になろうと思う。「最後」のゲスト来校日となった今回の講演会であったが、わたしにとってはあらゆる面において「はじまり」となった。

モモが履修以前の説明会にて配って下さったシラバスには到達目標として「『国際協力の現場』と聞くときに、具体的にどのような分野でどのような仕事・活動がなされているか、という認識を持てるようになる」と書いてある。わたしがこのdevelopmentライブ!を重ねるごとに感じるようになったのは「開発」は「人と人とのつながりの形のうちのひとつ」だということである。岡部様のお話もまた岡部様が「ひとりの人間」として向き合う「開発」を垣間見せて下さった気がする。

このdevelopmentライブ!を通し、政府、政府機関、NGO、国際機関、そして企業と、あらゆるアクターと「国際協力」の関わりを知った。またそこに携わっている方々の「生きる姿勢」、「developmentと向き合う姿勢」を知った。今度は個人として、いったい私が開発に対して何ができるのだろうか、ということを問い「続けて」ゆきたい。