小幡将吾 | リフレクションペーパー

小幡将吾

05w1403011L 小幡将吾 

今回、岡部様が、大変お忙しい中、私たちのために時間を割いてくださり、遠くまで来てくださったことに感謝したいと思います。

 岡部様の講演は、私にとっての「開発」とは何かという問いに対して改めて考えさせるものとなった。講演の際には、岡部様は「開発には政治的な意図が含まれている。そして、純粋なものではない」とおっしゃっていた。私は、この言葉にショックを受けてしまった。しかし、岡部様は、開発に対してものすごく情熱的な考えをもっている印象を受けた。岡部様は、開発の現場を知っているからこそそのような考えがもてるのだろう。私は、開発というものに対して、まだ表面的なものでしか見ていないと痛感した。もっと現実を見なければいけないと感じた。

 私は、企業が行う開発とは、利益を追求しなくてはならなく、プロジェクトを受注しそれに対して結果を出し、会社としての信用を得ていかなければいけないのではないかと考えていて。しかし、岡部様のお話を聞くと、自分が抱いていた考えがあさはかなものだと痛感した。岡部様は、利益追求ではなく開発をどうやって遂行していくか、どうしたら、納得してもらえるかを常に考えているとおしゃっていた。

 岡部様は、開発コンサルタントとして、プロジェクトを担っているのは私たちコンサルタントではなく、そのプロジェクトに関わっている現地住民だとおしゃっていた。自分たちのwantsではなく、現地のneedsを尊重した支援が必要であるともおしゃっていた。プロジェクトを通して住民たちが変化していく過程を見ることが、自分のやりがいであるとおしゃっていた。私は、岡部様が人との関わりあいを持つことが好きな人なのだと感じた。

開発ワーカーとして、人と接する際には、常に問題に対する意識を持ちながら、相手と同じ目線にたって考えていくことが大切であると考えた。私たちがこれまで勉強してきた政府、国際機関、NGOなどが開発に対してひとり歩きするような支援ではなく、開発に対して、良くしていこうとする強い意識を持たなければいけない。それぞれのアクターがひとつの輪を作って協力していくことが大切であると強く感じた。

Developmentライブの最後の講演として、岡部様の貴重なお話を聞くことができ、忘れられない有意義な時間を過ごすことができたとともに、このような場を設けてくれたモモに感謝したい。また、私たちに「開発」とは何かということを考えさせてくれた岡部様に感謝したい。